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日本産業機械工業会、5月の産業機械受注状況を発表
平成25年5月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は2,699億8,500万円、前年同月比114.1%となった。
内需は、1,716億7,400万円、前年同月比108.0%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比97.8%、非製造業向けは同114.8%、官公需向けは同139.3%、代理店向けは同90.6%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(107.0%)、鉱山機械(103.5%)、化学機械(100.2%)、タンク(175.0%)、ポンプ(123.3%)、圧縮機(103.9%)、送風機(145.5%)、運搬機械(146.8%)、変速機(109.0%)、金属加工機械(160.8%)の10機種であり、減少した機種は、プラスチック加工機械(80.9%)、その他機械(95.2%)の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、983億1,100万円、前年同月比126.7%となった。
プラントは3件、194億3,800万円だった(前年同月比は、前年同月に案件がなかったため比率を計上できず)。
増加した機種は、ボイラ・原動機(115.9%)、鉱山機械(461.8%)、化学機械(220.2%)、タンク(466.7%)、プラスチック加工機械(114.8%)、圧縮機(175.7%)、送風機(139.6%)、その他機械(107.1%)の8機種であり、減少した機種は、ポンプ(98.9%)、運搬機械(41.5%)、変速機(74.1%)、金属加工機械(82.6%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
〔1〕ボイラ・原動機
紙・パ、造船、その他非製造業、外需の増加により前年同月比110.7%となった。
〔2〕鉱山機械
窯業土石、外需の増加により同120.1%となった。
〔3〕化学機械(冷凍機械を含む)
化学、石油・石炭、官公需、外需の増加により同126.6%となった。
〔4〕タンク
石油・石炭、外需の増加により同198.2%となった。
〔5〕プラスチック加工機械
外需が増加したものの、化学の減少により同99.8%となった。
〔6〕ポンプ
官公需の増加により同114.2%となった。
〔7〕圧縮機
外需の増加により同130.6%となった。
〔8〕送風機
鉄鋼、非鉄金属、電力、官公需、外需の増加により同144.3%となった。
〔9〕運搬機械
運輸・郵便、卸売・小売、官公需の増加により同107.2%となった。
〔10〕変速機
鉄鋼、運輸・郵便、卸売・小売の増加により同101.1%となった。
〔11〕金属加工機械
非鉄金属、はん用・生産用機械の増加により同110.9%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成25年5月 産業機械受注状況」を参照
(表1)産業機械 需要部門別受注状況
(表2)産業機械 機種別受注状況
(表3)平成25年5月 需要部門別機種別受注額