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日本光電、多様なニーズに対応した運動負荷心電図測定装置を発売

2013-07-08

日本光電
運動負荷心電図測定装置 STS−2100 発売開始


 医用電子機器メーカの日本光電はこの度、虚血性心疾患の診断や心臓リハビリテーション運動療法等の多様なニーズに対応した運動負荷心電図測定装置 STS−2100を発売しました。本製品は、当社が長年培ってきたアンプ技術やノウハウを駆使した自社開発品で、コンパクトなデザインながら内蔵バッテリの搭載など、医療安全性を追求しました。
 日本光電は、新中期経営計画「Strong Growth 2017」の重要課題として、循環器検査機器群における心電計や長時間心電図解析装置、診断情報システム等の商品ラインアップの拡充とシェア拡大に取り組んでいます。
 本製品の発売により現在の商品群との相乗効果を図り、より一層のシェア拡大を目指します。
 本体一式価格(税抜)は750万円で、病院の生理検査室、RI(核医学)検査室、心臓リハビリテーション室を中心に、今後3年間で150台以上の販売を見込んでいます。

 本製品の主な特長は次のとおりです。

 1.安全で確実な検査を提供
  運動負荷中のSpO2値(動脈血酸素飽和度)や脈波形、PWTT(脈波伝播時間)のモニタリング機能を新しく搭載。血行動態を管理し、より安全に運動負荷試験を実施可能。また、グラフィカルに一目でわかるインピーダンスチェック機能により、検査開始前の電極装着状態を確認できるほか、内蔵バッテリ搭載により、予期せぬ瞬電や停電時でも検査中の患者モニタリングが可能。

 2.省スペース設計・視認性の高い大型ディスプレイを搭載
  当社が導入していた従来品よりも設置スペースを約50%縮小したスリム&コンパクトなデザイン。また、視認性の高い19インチタッチパネルディスプレイを搭載。フレキシブルな画面設定により、心電図波形とパラメータの見やすい、より快適な検査環境を実現。

 3.使いやすさにこだわった操作キー
  操作キーを検査の手順通りに左から右へ配列。順番に操作するだけで直観的に簡単に検査の実施が可能。

 4.高品質な心電図波形を提供
  心電図入力部はデジタル入力箱方式。外来ノイズなどの影響を低減し、高サンプリング周波数16,000Hzで取り込み、波形の変化を忠実に再現。検査中、検査後に関わらずいつでも瞬時に時間を遡って心電図波形レビューができるため、現在の波形と過去の波形を容易に比較可能。

 5.ネットワーク連携に対応
  当社製診断情報システムとの連携を強化。また、RI(核医学)検査室での使用を考慮し、放射線科領域で標準的なDICOM規格による検査オーダ情報の取得や結果レポート送信を標準装備。


<主な製品仕様>
 寸法    :幅442×高さ1,374×奥行688mm
 質量    :約62.5kg
 表示画面  :19型TFT液晶
 主な測定機能:心拍数、VPC数、STレベル、STスロープ、STインデックス、R波高さ、SpO2(動脈血酸素飽和度)、PWTT(脈波伝播時間)
 本体価格  :750万円(税抜、本体及び架台、バッテリの構成価格)


 ※製品写真は添付の関連資料を参照


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