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ミラクル・リナックス、ネクスコム・ジャパンと「統合監視サーバ MIRACLE ZBX6000」を販売
ミラクル・リナックスとネクスコム・ジャパンが、
中規模以上のシステム向け統合監視サーバMIRACLE ZBX6000を発売
〜データベースの性能を向上し、前世代機種と比較し監視可能項目数を2.5倍に拡大〜
ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区芝、代表取締役社長:児玉 崇、以下、ミラクル・リナックス)と株式会社ネクスコム・ジャパン(本社:東京都港区芝、代表取締役社長:楊建興、以下、ネクスコム・ジャパン)は、サーバ、ネットワーク機器、アプライアンスサーバなどの機器から、ハードウェアリソースの使用状況やアプリケーションの動作状況などの動作ステータス情報を一元的に収集・管理することができる統合監視サーバの最新製品「統合監視サーバ MIRACLE ZBX6000(以下、MIRACLE ZBX6000)」を、販売開始いたしました。
「MIRACLE ZBX6000」は、産業用組込みコンピュータやアプライアンスで実績の高いネクスコム・ジャパンの提供するハードウェアに、「MIRACLE ZBX(オープンソース版Zabbix 1.8.15をベースとした独自パッケージ)」、「MySQL 5.5.25a」およびミラクル・リナックスの最新LinuxサーバOS「Asianux Server 4==MIRACLE LINUX V6 SP2」がプリインストールされており、購入後すぐにシステムの監視を開始できるアプライアンス製品です。
両社では、これまで統合監視サーバとして、小規模から中規模以上のシステム向けに各ラインアップを提供しており、今回提供開始する「MIRACLE ZBX6000」は販売終了となった「MIRACLE ZBX5100」の後継として開発された中規模以上のシステム向け製品となります。
統合監視サーバ各ラインアップの監視対象および監視項目は以下のとおりです。
・MIRACLE ZBX3100 :監視対象が100ノード、または1万監視項目程度まで(監視間隔5分)
・MIRACLE ZBX6000 :監視対象が500ノード、または5万監視項目程度まで(監視間隔5分)
・MIRACLE ZBX8000a:監視対象が1,000ノード、または10万監視項目程度まで(監視間隔5分)
【統合監視サーバ MIRACLE ZBX6000製品概要】
<新たな特長・機能>
・MySQL 5.5採用によるデータベースの性能向上
データベースにMySQL 5.5.25aを採用することで、データベースの性能、およびCPUのスケーラビリティが大幅に向上しました。また、処理の高速化を可能にしました。
・監視性能の向上
大規模システム向けに設計し、前世代機種「ZBX5100」の監視能力と比較して2.5倍の性能向上を実現しました。(監視可能項目数5万監視項目程度[監視間隔5分の場合])
・SNMP振り分けスクリプトでSNMPトラップを見やすく振り分けて格納
オープンソースとして提供されているZabbix 1.8ではSNMPトラップ受信専用ホストへまとめて格納されるのに対し、MIRACLE ZBX6000では各トラップごとに定義されたホストに自動的に振り分けて格納します。カスタマイズ設定も不要です。
<同梱物>
Resource CD
− MIRACLE ZBXエージェント(Linux,Windows,Solaris,AIX,HP−UX用)
− MIRACLE ZBX運用マニュアル
− 統合監視サーバ MIRACLE ZBX8000/ZBX6000 ユーザーズガイド
− ハードウェアマニュアル(英語)
リカバリDVD
<ソフトウェア構成>
OS:Asianux Server 4==MIRACLE LINUX V6 SP2
MIRACLE ZBX:オープンソース版Zabbix 1.8.15をベースとした独自パッケージ
(MySQL5.5対応版)(*)
MySQL:5.5.25a(*)
PHP:5.3.3(*)
オプション製品:MIRACLE ZBX設定バックアップオプション
*MIRACLE ZBX6000用にミラクル・リナックスが独自でパッケージを作成しており、本ソフトウェアは、Zabbixの開発元であるZabbix SIA社が推奨もしくはスポンサーしているものではありません。
<ハードウェア仕様>
CPU:Intel Core i5−2400 3.10GHz
メモリ:8GB
HDD:SATA 1TB
<価格>
統合監視サーバ MIRACLE ZBX6000:36万7,500円(税込)
<販売開始>
○受注開始日 2013年3月12日(火)
○出荷開始日 2013年3月21日(木)
※ミラクル・リナックスとネクスコム・ジャパンの両社より購入いただけます。
製品紹介ページ
http://www.miraclelinux.com/jp/product-service/zabbix/lineup
■Zabbixについて
Zabbixとは、サーバ、ネットワーク、アプリケーションを集中監視するためのオープンソース統合監視ソフトウェアです。Zabbixを利用することにより、システム全体の監視、障害検知、通知や、グラフ、マップ作成によるリソース使用状況の可視化を行うことができます。また、多数のプラットフォームが混在した複雑なシステム全体を統合的に監視することができます。
http://www.zabbix.jp
■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、2000年6月、Linuxサーバビジネスを主軸として創業後、2003年12月、中国、韓国などのアジア諸国とともにAsianuxを設立し、信頼性、安定性、品質を重視したLinuxサーバOSを提供し続けています。近年では、従来のサーバビジネスに留まらず、企業向け統合監視ツールMIRACLE ZBXのビジネスを始め、オープンソース・アプリケーションの開発、サポートにも取り組んでいます。カーネル技術を生かして組込み事業にも本格参入し、カーナビゲーション、自動販売機、医療機器、映像配信機器など用途別専用機器向けのEmbedded MIRACLEを提供しています。また、デジタルサイネージ用途に特化したプレイヤー「MIRACLE VISUAL STATION」を開発し、2010年6月より販売しています。
今後オープンソースの利用が様々な用途に広がっていく中で、それらを下支えするプラットフォームベンダーとして、日本市場だけでなく世界市場に対してもビジネスを拡大していきます。
■株式会社ネクスコム・ジャパンについて
ネクスコム・ジャパン株式会社は世界11か所に販売拠点をもつ台湾の産業用コンピュータメーカーNexcom International(台湾)の日本現地法人として2000年12月に設立されました。
ネットワークプラットフォームをはじめとするIT関連機器や、産業用組込みコンピュータ、デジタルサイネージプレーヤ(STB)、車載用端末プラットフォームなどの幅広いラインナップから、多様化するアプリケーションニーズに最適なソリューションを提供しています。また国内での各種キッティングや、出荷前検査などのアフターサービスや、ハードウェアワランティプログラムなど安心してお使いいただけるよう独自のサポートサービスを充実させております。今後も長期安定稼働を実現するインダストリアル仕様による信頼性の高い製品を開発・提供していくとともに、お客様の課題解決に役立つ様々な提案をしていきます。
*MIRACLE LINUXの名称およびロゴは、ミラクル・リナックス株式会社の登録商標です。
*MIRACLE ZBXは、ミラクル・リナックス株式会社の登録商標です。
*ZabbixはZabbix SIAの商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。