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矢野経済研究所、ネットマーケティング関連ツール市場に関する調査結果を発表
ネットマーケティング関連ツール市場に関する調査結果 2010
〜新機能の提供やツール連携によりネットマーケティングの自動化が進展〜
調査要綱
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のネットマーケティング関連ツール市場の調査を実施した。
1.調査期間:2010年8月〜12月
2.調査対象:ネットマーケティング関連ツールを提供する主要事業者等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに文献調査併用
<本調査におけるネットマーケティング関連ツールとは>
本調査におけるネットマーケティングツールとは、アクセス解析ツール、クチコミ分析ツール、ネット視聴率調査、レコメンドエンジン、サイト内検索エンジン、自動入札ツール、LPO(Landing Page Optimization)ツール、EFO(Entry Form Optimization)ツール、メール配信システムを指し、「分析系ツール」としてアクセス解析ツール、クチコミ分析ツール、ネット視聴率調査、「最適化ツール」としてレコメンドエンジン、サイト内検索エンジン、自動入札ツール、LPOツール、EFOツール、「メール配信システム」の主要3分野に大別し、分析した。
調査結果サマリー
◆2009年度のネットマーケティング関連ツール市場規模は195億円を超え大きく拡大、「最適化ツール」が総市場を牽引
2009年度のネットマーケティング関連ツールの総市場規模は、195億700万円(前年度比111.8%)と大きく伸長、中でも「最適化ツール」が前年度比135.3%(50億6,200万円)と市場を牽引した。
◆新機能の提供やツール連携によりネットマーケティングの自動化が進展
ツールベンダによる新機能の提供やツール連携によりネットマーケティングの自動化が進展している。ツール利用により効果が得られたことで、ツール利用企業(ユーザ企業)のオペレーション負担の軽減が図られている。
◆今後も「最適化ツール」が市場全体を牽引、2012年度にはネットマーケティング関連ツール市場規模は262億円と予測
今後もツール自体の精度の向上やネットマーケティングにおけるツールの実用性の向上などを背景にツール利用企業(ユーザ企業)は引き続き増加するものと考える。2010年度以降、市場は益々拡大し、2012年度には262億500万円に達するものと予測する。
資料発刊
資料名: 「Web・ネットマーケティング関連ツール市場の現状と展望 2010」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C52203100
※YRIマーケットNow! に掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
※ 詳細は、オリジナルリリースを資料参照