Article Detail
IRジャパン、電動自転車のインバータ向けに3相ゲート駆動ICのサンプルを出荷開始
インターナショナル・レクティファイアー
電動自転車の設計を簡素化する3相ゲート駆動ICをサンプル出荷開始
パワー・マネジメント(電源管理)技術で世界をリードするインターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)株式会社(本社:東京都新宿区)は19日、効率的な電気的移動性を提供する電動自転車(eBike)のインバータ向けに、3相ゲート駆動IC「IR3230SPbF」のサンプル出荷を開始しました。
※製品画像は添付の関連資料を参照
IR3230SPbFは、電動自転車のインバータの要求を満たすように特別に設計され、高度に集積化された3相ゲート駆動ICです。入力電圧範囲は6V〜60V。48Vのバッテリ・システムからの動作や、バッテリを充電する回生モードが可能で、部品点数を削減し、システムの信頼性を改善するための多くの保護機能を集積しています。出力電流は吐き出し/吸い込み共に350mAです。
IR3230SPbFは、標準的なシステムで必要な3つの電解コンデンサを省くことができるチャージ・ポンプを集積し、プログラマブル・ロジック・アレイを不要とし制御方式を単純化できる120度/60度の選択能力や、センサとのインタフェースを備えています。
IR3230SPbFのパッケージはワイド・ボディの28ピンSOP。部材は鉛フリーで欧州の規制RoHS(特定物質の使用規制)に準拠しています。データシートと品質基準はIR社のホームページ(http://www.irf.com)から入手できます。Spiceモデルや設計ツールも利用できます。
IR3230SPbFの1万個購入時の単価は、0.95米ドルからの予定です(米国での参考価格)。データシートと画像データはIRジャパンのホームページ(http://www.irf-japan.com)からも入手できます。
<インターナショナル・レクティファイアー(IR(R))社について>
IR社はパワー・マネジメント(電源管理)技術のリーダーです。IR社のアナログIC、アナログ/デジタル混在IC、最先端デバイス、電源のシステムや部品は、コンピュータの性能向上や、世界で最も電力消費の大きいモーターの省エネに貢献しています。コンピュータ、省エネ家電、照明器具、自動車、衛星・航空・防衛システムなどの主な製造企業は、次期製品の性能向上のためにIR社のパワー・マネジメント・ソリューションに頼っています。本社は米国のカリフォルニア州エルセグンド。
<商標に関する注意>
IR(R)はInternational Rectifier Corporationの登録商標です。当資料に記載されるその他の製品名の商標はそれぞれの所有者に帰属します。