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ソーラーフロンティアなど、長崎県のメガソーラー「SOL de 平戸 下中野」が稼働開始
長崎県内初のメガソーラーが稼働開始
液化石油ガス販売会社チョープロが発電事業者、ソーラーフロンティアがモジュールを供給
【東京−2012年12月12日】−株式会社チョープロ(社長:荒木健治、本部:長崎県西彼杵郡長与町高田郷62−1、以下「チョープロ」)が発電事業者となり、ソーラーフロンティア株式会社(社長:亀田繁明、本社:東京都港区台場2−3−2、以下「ソーラーフロンティア」)がモジュールの供給等を提供した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「SOL de 平戸 下中野」で、竣工式が本日執り行われましたのでお知らせいたします。竣工式には、黒田成彦 平戸市長、チョープロの荒木健治 代表取締役、ソーラーフロンティアの執行役員代理店営業本部長の小山征弘が出席しました。「SOL de 平戸 下中野」は、12月から九州電力に売電を開始し、長崎県で売電を開始する最初のメガワット級のメガソーラーとなります。
「SOL de 平戸 下中野」では、今年7月から建設を進めており、平戸市が所有する工業団地の一部(約13,000平方メートル)に、ソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽電池モジュール7,380枚が設置されています。最大出力は約1メガワットで、年間発電量は一般家庭250世帯分の約100万キロワット時を見込んでいます。
チョープロは液化石油ガス(LPG)販売会社で、今回の「SOL de 平戸 下中野」は同社にとって初のメガソーラー事業となります。ソーラーフロンティアは、パネル供給とメガソーラー事業の土地選定・設計・施工から運転・保守に関するサポートを行いました。チョープロとソーラーフロンティアは、これからもエネルギーの地産地消に貢献するとともに、再生可能エネルギーの活用を通じてクリーンで安全なエネルギーの供給に努めて参ります。
以上
◆「SOL de 平戸 下中野」の概要
名称:SOL de 平戸 下中野
事業者:株式会社チョープロ
所在地:平戸市下中野町字磯道748−5
敷地面積:約13,000m2
総出力:約1,000kWp
年間想定発電量:約1,000,000kWh
使用モジュール:ソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池モジュール 7,380枚
◆「SOL de 平戸 下中野」の写真
※添付の関連資料「参考画像」を参照
【株式会社チョープロについて】
LPガス会社を母体に、調理器具のショップ、レストラン、住宅の販売など総合的な「暮らしのブランドkuriya」を展開。家庭用太陽光発電、メガソーラー事業など次世代エネルギーを含め、これからの「暮らし」を見据えた事業展開を行っています。また、J2へ昇格を果たした「V・ファーレン長崎」や「長崎がんばらんば国体」などのスポンサーとして、スポーツ振興にも貢献しています。
【ソーラーフロンティア株式会社について】
ソーラーフロンティア株式会社は昭和シェル石油株式会社(5002, T)の100%子会社であり、CIS薄膜太陽電池の生産・販売を行っています。世界最大規模となる宮崎県の第3工場(国富工場:年産能力900MW)は、2011年2月より一部ラインで商業生産を開始した後、同年7月に全てのラインで商業生産を開始し、フル生産体制に移行しました。ソーラーフロンティア株式会社が生産・販売するCIS薄膜太陽電池は、銅、インジウム、セレンを使用して、当社の独自技術で生産する次世代太陽電池であり、経済効率が高く、環境に優しいことが特徴です。太陽電池の設置容量(kW)あたりの実発電量(kWh)が従来型のものに比較して高いだけでなく、原料からリサイクル処理まで高い環境意識で設計・生産されています。また、黒一色のデザインが評価され、内閣総理大臣表彰「第2回ものづくり日本大賞」で優秀賞(製品・技術開発部門)、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2007年グッドデザイン賞」では特別賞エコロジーデザイン賞を受賞しました。