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富士通など、中堅食品卸売業などの業務効率化を支援する新ソリューションを販売開始
食品業の経営基盤を強化する新ソリューション「GLOVIA smart食品 FoodCORE」を提供
富士通株式会社(以下、富士通)および株式会社富士通マーケティング(以下、FJM)は、中堅食品卸売業・食品製造業の業務効率化を支援する新ソリューション「GLOVIA smart 食品 FoodCORE(フードコア)」(注1)を本日より販売開始します。
「GLOVIA smart 食品 FoodCORE」は、日配・生鮮・加工食品などを扱う中堅食品業を中心に、損益の見える化により経営力を強化するソリューションです。
食品製造・販売において必要な業務である、生産、販売管理、発注仕入管理、物流管理、経費支払管理、管理損益などを一元化するとともに、原価の概算計上という考え方を新たに取り入れた業界初となる日々管理損益機能により、製造原価から営業利益まで財管一致した日次の管理損益の把握が可能となり、経営層の迅速な意思決定を支援します。
また、各業務のリアルタイム連携による業務・伝票の進捗状況と在庫情報の見える化や、食の安全・安心遵守に向けたトレーサビリティ、鮮度管理機能およびリベート管理機能など、食品業界特有のニーズにも対応します。
さらに、既存製品である「GLOVIA smart 会計」や得意先・仕入先とのシームレスな連携により、データ精度の向上と業務効率化による決算の早期化を実現し、食品業の経営をトータルにサポートしていきます。
[関連リンク]
「GLOVIA smart 食品 FoodCORE」紹介サイト
http://glovia.fujitsu.com/glovia_smart/foodcore/
食品業界は、デフレの影響による消費者の食品に対する低価格志向の高まりや、少子高齢化による人口減少の影響により、縮小基調を迎えています。こうした市場環境のもと、食品業各社においては価格対応による販売競争が激化する一方、一部原材料の値上げが生じるなど、利益の確保が大きな課題となっています。
また、消費者のニーズは、食の安全・安心の確保を前提条件に、製品・メニューへのニーズの個別化・細分化が進み、安全性と嗜好性の多様化に対応した商品開発や、顧客囲い込みに向けた販路の最適化、得意商品を持つ異業種との提携など、各社生き残りをかけた取り組みを行っています。
富士通グループでは、これまで食品業界に向けて20年以上にわたりシステムを提供してきたノウハウを活かし、このたび食品卸売・製造業向けの販売管理ソリューション「GLOVIA smart 食品製造・卸」と、食品業向け業務ソリューション「FoodStudio」を統合し、新たに「GLOVIA smart 食品 FoodCORE」として発売します。これまでカスタマイズの多かった機能を標準化することで短期間、低価格での導入を実現します。
「GLOVIA smart 食品 FoodCORE」は、月次単位でなければ把握が困難な原価情報を、製品単位、メニュー単位で概算計上することにより、日次決算することが可能な日々管理損益機能を新たに実現し、高収益または不採算の製品・メニューやトレンドを把握することで、損益改善に向けたスピーディーな対応を支援します。
また、現場作業で必要な情報の見える化を実現するとともに、食品のトレーサビリティや鮮度管理など、食の安全・安心に貢献します。
※「GLOVIA smart 食品 FoodCORE」の主な特長などリリース詳細は、添付の関連資料を参照
<関連リンク>
・「GLOVIA smart 食品 FoodCORE」紹介サイト
http://glovia.fujitsu.com/glovia_smart/foodcore/
・「GLOVIA smart 会計ソリューション」紹介サイト
http://glovia.fujitsu.com/glovia_smart/kaikei-solution/
・「GLOVIA smart きらら」紹介サイト
http://glovia.fujitsu.com/glovia_smart/kirara/
・「GLOVIA smart PRONES 食品テンプレート」紹介サイト
http://glovia.fujitsu.com/glovia_smart/prones/food/