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オリンパス、検査工程の省力化と品質管理を強力サポートの磁気式厚さ計を発売
磁力を利用し対象物を壊さず検査する非破壊検査機器
磁気式厚さ計「Magna−Mike(マグナ・マイク)8600」を発売
使用範囲の大幅な拡大により、検査工程の省力化と確実な品質管理をより強力にサポート
オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、非破壊検査機器のひとつである磁気式厚さ計の新製品として、製造現場における品質検査などを簡単な操作で高精度に行え、使用範囲を大幅に拡大した「Magna−Mike 8600」を2012年12月中旬から世界で順次発売します。
磁気式厚さ計は、磁気センサーの「プローブ」と、ボール型や円盤型の「ターゲット」で検査対象物を磁力によって挟み、対象物の厚さを測る機器です(検査イメージ図参照)。「ターゲット」と「プローブ」間の距離から、プラスチック容器・ペットボトル・ガラス・木材などのさまざまな非磁性体製品・部品・素材が規格通りの均一な厚さに仕上がっているかどうかを測ることができます。簡単な操作で高精度に測定することが可能で、対象物を破壊・分解する必要がないため、製造現場における品質検査などに広く使用されています。
今回発売する磁気式厚さ計「Magna−Mike 8600」は、測定可能な厚さ範囲を従来(※1)比、最大約2.5倍(※2)に拡大したことに加え、さまざまな検査対象物の形状に対応できるよう、新たな形状の「ターゲット」・「プローブ」の追加や、「プローブ」先端部に付け替え可能なウエアキャップを採用しました。これにより、使用範囲が大幅に拡大し、品質検査工程の省力化と確実な品質管理をより強力にサポートします。
※1:磁気式厚さ計「Magna−Mike 8500」
※2:測定可能な厚さ範囲は、使用する「ターゲット」により異なります
●発売の概要
製品名:磁気式厚さ計「Magna−Mike 8600」
発売日:2012年12月中旬
●主な特長
1.測定可能な厚さ範囲が従来(※1)比、最大約2.5倍(※2)に拡大し、0.001mm〜25.4mmまで測定可能
2.2種類の「ターゲット」を新たに追加し、検査対象物の厚さや形状に合わせた選択が可能
3.2種類の「プローブ」と、先端部に付け替え可能な2種類のウエアキャップを用意し、検査対象物の形状に合わせた選択が可能
*製品画像、参考資料は添付の関連資料を参照