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ヤマハ、多様な監視・管理・設定変更が可能な「スマートL2スイッチ」2機種を発売
ローエンド向けルーター シェア1位(※1)のヤマハがスイッチ(注1)市場に参入
ヤマハルーターと連携して多様な監視・管理・設定変更が可能なヤマハ スマートL2スイッチ
『SWX2200−24G』『SWX2200−8G』
− 2011年2月下旬発売開始 −
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10−1、社長:梅村 充)は、ネットワーク機器市場で高い評価を得ているルーター製品に加え、2011年2月下旬よりスマートL2スイッチ『SWX2200−24G』『SWX2200−8G』の2機種を発売し、スイッチ市場に参入いたします。
<価格と発売日>
品名 品番 希望小売価格 発売時期
スマートL2スイッチ SWX2200−24G オープン価格 2011年2月下旬
スマートL2スイッチ SWX2200−8G オープン価格 2011年2月下旬
◎初年度販売計画台数:15,000台
<製品の概要>
ヤマハ株式会社は1995年にルーター市場に参入して以来、多くのユーザー・SIerから高い評価を得てきました。中小規模ネットワーク・SOHOを中心とした多くの企業に導入されており、2010年中には累計出荷台数200万台を達成する見込みです。ネットワーク環境の進化に伴いネットワーク管理者の業務も多岐にわたるようになり、インターネット・拠点間接続だけでなく、LAN内も含めた統合的なネットワーク管理が求められています。ヤマハではそうしたユーザーの声に応えるため、ルーターと連携することでネットワークの信頼性の向上とネットワーク管理者の保守・管理負担を低減する機能を有したスマートL2スイッチ『SWX2200−24G』『SWX2200−8G』(以下『SWX2200』)の2機種の提供を開始いたします。
『SWX2200』はヤマハ「ギガアクセスVPNルーター RTX1200」「ブロードバンドVoIPルーター NVR500」と連携することで(※2)、ルーターのGUIを通じてスイッチも含めたネットワーク管理を実現できます。ネットワーク上のスイッチの構成やポートのリンク速度、通信量などを表示してネットワーク状態を確認できるのに加え、GUI画面上から『SWX2200』の設定変更もできます。『SWX2200』はヤマハルーターのGUI機能と連携してネットワークを管理できる、新しいコンセプトのスイッチです。
(注1) スイッチ:スイッチングハブともいわれるネットワークの中継装置。主にルーターの配下で複数のPC等を接続するために使用される。
<主な特長>
1.「RTX1200」「NVR500」と連携してスイッチの状態表示および設定変更が可能
2.遠隔地からネットワークの機器構成の確認やスイッチの管理が可能
3.豊富な管理機能
1.「RTX1200」「NVR500」のGUIからスイッチの状態表示および設定変更が可能
『SWX2200』はヤマハルーター「RTX1200」「NVR500」と連携して、ルーター・スイッチ双方を含めたネットワークの構成やポート状態をルーターのGUI上で表示できます。ルーター直下の『SWX2200』だけでなく、『SWX2200』の下に接続された『SWX2200』のポートのリンク状態・接続速度まで表示できるので、ネットワーク管理者は自席にいながら、オフィス内の各デスクに接続されたポートの状態までを確認できます。ルーターを通して各種設定が可能で、ルーターと『SWX2200』双方のVLANの設定を一度の操作でおこなったり、ルーターGUIから『SWX2200』のポートの設定を変更できます。またルーターに『SWX2200』を接続していない状態でも、ルーターに『SWX2200』の設定をすることができます。設定をしたルーターに『SWX2200』を接続すれば自動的に設定が反映されるため、設置作業は「RTX1200」「NVR500」配下のネットワークに『SWX2200』をつなぐだけで完了します。
2.遠隔地からネットワークの機器構成の確認やスイッチの管理が可能
中小規模の企業ネットワークでは管理者は本社にしかいないことが多く、支店でネットワークトラブルが起こっても即座に対応することは難しく、また復旧にも大きな手間がかかります。ヤマハルーターで「RTX1200」「NVR500」拠点間を接続していれば(※3)、本社から支社にある『SWX2200』の状態もルーターのGUIを通じて状態を表示したり設定を変更できるため、ネットワークトラブルが発生しても遠隔拠点から原因を切り分けて調査するなど、迅速に対応できます。また、遠隔拠点からもポート単位での状態を監視ができるので、異常を早期に発見して、トラブルそのものの発生を抑えることができます。
3.豊富な管理機能
『SWX2200』は、ルーターのGUIを利用した管理だけではなく、ルーターに搭載されているSNMP機能を利用することができます。汎用のSNMPマネージャで、ルーターから『SWX2200』のポート状態を取得したり、変化に応じたトラップを受けられます。また、ルーターのコンソールコマンドでも『SWX2200』を操作できます。
コンソールコマンドとルーターのLuaスクリプト機能を活用すると、個別環境にカスタマイズしたネットワーク管理ができます。例えば、『SWX2200』のポートのリンクダウンが発生した時に管理者にメールで通知することができます。ポートシャットダウン、QoS、ループ検出、省エネ機能、ポートミラーリングなどを利用して、従来のスマートL2スイッチでは行えなかった幅広く柔軟な管理と制御を、ヤマハルーターと連携して実現することができます。
(※1) 出典: 富士キメラ総研, 2010年コミュニケーション関連マーケティング調査総覧
2009年度実績、2010年度見込み
(※2) 2011年2月時点での対応機種は「RTX1200」のみになります。「NVR500」は2011年3月以降のバージョンアップにて『SWX2200』連携に対応する予定です。
(※3) 拠点間で経路が確立されている必要があります。
<主な仕様>
※ 関連資料参照
*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
*仕様は予告無く変更されることがあります。
お問い合わせ先
ヤマハルーターお客様ご相談センター
TEL 053−478−2806
FAX 053−460−3489
ホームページURL http://NetVolante.jp/
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/
※ 製品画像などは、関連資料参照