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日立、統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」を販売

2012-10-25

日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」を販売開始

ITシステム構築、運用作業の自動化やサーバ/ストレージ/ネットワークの一元管理により
クラウドの迅速かつ容易な構築、運用を実現



 ※製品画像は添付の関連資料を参照

 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、ITシステム構築、運用作業の自動化や、サーバ、ストレージ、ネットワークの一元管理を可能とすることで、クラウドコンピューティング(以下、クラウド)の迅速かつ容易な構築、運用を実現する日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform(日立ユニファイドコンピュートプラットフォーム)」(以下、UCP)を製品化し、10月23日から販売を開始します。
 本製品は、サーバ、ストレージ、ネットワークなどのハードウェアを統合し、事前検証や基本設定を済ませて提供することで、迅速なシステム導入を可能とする統合プラットフォームです。新たに開発した統合プラットフォームオーケストレーション機能(IaaS(*1)基盤統合管理ソフトウェア)により、仮想サーバの管理画面からサーバ、ストレージ、ネットワークを一元管理できるIaaS基盤モデル「Hitachi Unified Compute Platform Pro for VMware vSphere(R)」(以下、UCP Pro for VMware vSphere)と、統合システム運用管理「JP1」などのミドルウェアを統合し、クラウドを含む多様なシステム構築、運用で日立が培ってきたきめ細かいノウハウをテンプレート化して提供することでITシステムの構築、運用作業を自動化できるPaaS(*2)基盤モデル「Hitachi Unified Compute Platform with OpenMiddleware」(以下、UCP with OpenMiddleware)を提供します。これらにより、クラウドの迅速かつ容易な構築、運用を実現することで企業における情報活用を加速し、ビジネスでの付加価値の創出に貢献します。

 *1 IaaS(Infrastructure as a Service):サーバやストレージなどのハードウェアをネットワークを介して提供する形態。さまざまなミドルウェアなどをインストールできる、システム構築の自由度が高い実行環境を提供する。
 *2 PaaS(Platform as a Service):サーバやストレージなどのハードウェアからミドルウェアまで含めた、業務アプリケーションの実行環境をネットワークを介して提供する形態。

 近年、経済のグローバル化進展や新規ビジネス立ち上げなどの動きが活発化し、企業が相対する経済環境や市況は日々著しく変化するとともに、クラウドやデータ利活用技術の普及、進展などIT技術の革新も進み、企業を取り巻くビジネス環境は急速に変容しています。企業には自社ビジネスの成長を実現するため、環境変化に迅速に対応し、新たな価値を創成していくことが求められています。

 企業のシステム部門においても、ビジネスの拡大に伴い増え続けるデータを効率的に分析、活用し、新たな価値を創成するべく、システムを迅速かつ柔軟に利用できるクラウドや仮想化の導入が進んでいます。しかし一方で、システムの大規模化や多様化に伴い構築や運用手順が複雑化し、システム管理者の負担は増加しています。

 このような背景のもと、日立は、国内外のビジネスで培った高性能、高信頼なハードウェア、ミドルウェアときめ細かい運用ノウハウを組み合わせ、ITシステム構築、運用作業の自動化や、サーバ、ストレージ、ネットワークの一元管理を可能とすることで、クラウドの迅速かつ容易な構築、運用を実現するUCPを新たに製品化します。


<日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」各モデルの特長>
 1.UCP Pro for VMware vSphere(IaaS基盤モデル)
  新たに開発した統合プラットフォームオーケストレーション機能により、サーバ、ストレージ、ネットワークの統合管理を可能とする、クラウドサービス事業者などが運用する大規模クラウド基盤に適したモデルです。従来は各ハードウェアをそれぞれ異なる管理者が管理していたため、各管理者間の調整や連携に時間がかかっていたほか、運用手順も複雑化していました。本モデルでは、仮想サーバの管理者がVMware vCenter(TM)の管理画面から、すべてのハードウェアを一元的に管理できます。これにより、仮想サーバの新規作成や構成変更などを仮想サーバの管理者が単独で実施でき、運用にかかるコストや時間を大幅に削減できます。

 2.UCP with OpenMiddleware(PaaS基盤モデル)
  統合システム運用管理「JP1」やクラウドサービスプラットフォーム「Cosminexus」などのミドルウェアを統合することで、ITシステム構築、運用作業の自動化を実現する、企業などのプライベートクラウド基盤に適したモデルです。具体的には、運用手順書に従い運用管理者が手作業で行っていた仮想サーバの割り当てなどの運用作業を自動化(*3)するとともに、アプリケーションに応じて必要となるシステム要件やノウハウをパターン化したテンプレートを用意することで、開発、検証環境の更新やシステム負荷の変動に伴うPaaS基盤の再構築作業を大幅に軽減することができます(*4)。

 *3 IT運用自動化基盤「JP1/Automatic Operation」の機能。
 *4 「uCosminexus Service Director」の機能。


<「Hitachi Unified Compute Platform」の価格・出荷時期>

 ※添付の関連資料「添付資料」を参照


<関連情報>
 ・日立統合プラットフォームのホームページ
  http://www.hitachi.co.jp/ucp/


<他社所有商標に関する表示>
 ・VMware、VMware vSphere、VMware vCenterは、VMware, Inc.の米国および各国での登録商標または商標です。
 ・記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。



以上


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