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KDDI、補聴のための機能を搭載した携帯電話「補聴機能強化ケータイ」を試作
高齢・難聴の方にも通話が可能な「補聴機能強化ケータイ」の試作について
〜「CEATEC JAPAN 2012」への参考出展について〜
KDDIは、昨年のCEATECで出展した「新聴覚スマートフォン」の"振動で音を伝える"という技術の開発を重ね、新たに補聴のための機能を搭載した携帯電話「補聴機能強化ケータイ」を試作しました。本試作機は、2012年10月2日から開催される「CEATEC JAPAN 2012」(千葉・幕張メッセ)のKDDIブースにて参考出展します。
KDDIと京セラ株式会社は、昨年の「CEATEC JAPAN 2011」で展示した「新聴覚スマートフォン」の技術を、世界初の機能「スマートソニックレシーバー」(注1)として今年5月に商品化(注2)しました。今回、高齢・難聴の方に携帯電話での通話を楽しんで頂くための取り組みとして、「スマートソニックレシーバー」をベースに、新たに補聴のための機能を搭載した「補聴機能強化ケータイ」を試作しました。
「補聴機能強化ケータイ」は、音が聞こえづらい方のために受話音量をさらに上げて(注3)、お客さまの聴力に合わせた音の高さを調整する「周波数イコライジング機能」や、相手の声が小さくても大きな音量で聞こえる「ダイナミックレンジ圧縮機能」を搭載しており、いろいろな聴力に合わせて調整する事が出来ます。また、「スマートソニックレシーバー」の特徴として、受話部の広い範囲で聞くことができ、また耳に当てる位置を多少ずらしても音量が急激に変化しないため、耳を当てる位置で急に音が大きくならず安心して使えます。
KDDIは、すべてのお客さまに安心して携帯電話サービスをご利用いただけるよう、今後も新商品の開発を進めていきます。
参考:「補聴機能強化ケータイ」試作機外観
※添付の関連資料を参照
注1)「スマートソニックレシーバー」は京セラ株式会社による出願商標です。
注2)「URBANO PROGRESSO」および「簡単ケータイK012」(京セラ株式会社製)
注3)「簡単ケータイK012」比で約2倍