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パイオニア、デジタルアーカイブ用途向けに高い品質で記録できる業務用BDライターを発売
〜高い品質で専用アーカイブディスク(※1)に記録できる業務用BDライター〜
業務用アーカイブディスク100GB BD−R BDXL(TM)にも対応
Windowsパソコン用内蔵型BD/DVD/CDライター「BDR−PR1M」「BDR−PR1MA」を新発売
商品名 型番 希望小売価格 発売時期
BD/DVD/CDライター(検査機能付き) BDR−PR1M オープン価格 11月上旬
BD/DVD/CDライター BDR−PR1MA オープン価格 11月上旬
◇商品画像は添付の関連資料を参照
【企画意図】
昨今、図書館や美術館の原資料や公文書、医療・金融機関などの保管が義務づけられている帳簿などを、電子化して長期間保存するデジタルアーカイブへのニーズが高まっています。
パイオニアは、デジタルアーカイブ用途に向けて、専用アーカイブディスク(※1)に高い品質で記録できる業務用BDライター「BDR−PR1M」「BDR−PR1MA」を発売します。両機は、三菱化学メディア株式会社(以下三菱化学メディア)から発売される業務用アーカイブディスク100GB BD−R BDXL(TM)など記録特性を合わせた専用アーカイブディスクを使用することにより、高い記録品質と長期保存特性を実現し、貴重なデータを長期間(※2)保存することができます。また、厳しい基準で選別した光学ピックアップを採用し、一定の倍速でアーカイブディスクに記録(CLV記録)することにより、記録品質のばらつきを抑えています。
「BDR−PR1M」は、ディスク作成後に記録品質をチェックできる検査機能(※3)を搭載しており、JIIMA(*)策定の長期保存ガイドライン(※4)に準拠したディスクの品質管理が可能です。また、検査機能を搭載していない「BDR−PR1MA」と組み合わせることで、複数のライターを使用して大量にアーカイブディスクを作成するシステムを、費用を抑えて構築できます。
*JIIMA:社団法人 日本画像情報マネジメント協会
【主な特長】
1)記録特性を合わせた専用アーカイブディスク(※1)の使用で、高い記録品質と長期保存を実現
記録特性を合わせた専用のアーカイブディスク(※1)を使用することで、優れた初期記録特性と長期保存(※2)を実現します。また、光ディスクを使ったアーカイブの枠組みを構築、推進する「オプティカル・アーカイブ・グループ(OPARG(TM))」参加企業(※5)から発売される各種アーカイブディスク(BD SL/DL/XL、DVD、CD)にも対応します。
※ロゴは添付の関連資料を参照
【本機と専用アーカイブディスクを組み合わせることによりエラーレートを低減】
※参考画像は添付の関連資料を参照
2)業務用アーカイブディスク100GB BD−R BDXL(TM)に対応
三菱化学メディアから9月に発売される大容量の業務用アーカイブディスク100GB BD−R BDXL(TM)に対応しており、大量の情報を高品質で長期間保存することができます。
3)記録品質のばらつきを抑え、高品質で保存可能
厳しい基準で選別した光学ピックアップを使用し、アーカイブメディア書き込み時に一定の倍速で記録(CLV記録)することにより、記録品質のばらつきを抑え、高品質で保存できます。
4)書き込み後に記録品質のチェックが可能(BDR−PR1M)
書き込み後に記録品質をチェックできる検査機能を搭載しています。BD−Rにおいてバーストエラー(※7)とランダムエラーRSER(※8)を分離してチェックできるため、JIIMA策定の長期保存ガイドライン(※4)に準拠したディスクの品質管理が可能です。
5)高い耐久性を実現
ダストシールド構造によりドライブ内部への塵埃の流入を防ぎ、民生用モデル(※6)に比べて3倍の塵埃耐久性を実現しています。また、使用頻度の高いトレー機構部の耐久性を向上させています。
※1:パイオニア株式会社、三菱化学メディア株式会社、ビクターアドバンストメディア株式会社の3社による、光ディスクを使ったアーカイブの枠組みを構築、推進するためのアライアンス「オプティカル・アーカイブ・グループ(OPARG(TM))」参加企業から発売される各種業務用アーカイブディスク。
※2:三菱化学メディアによる加速実験において、50年を超えるデータ再生寿命推定の結果を得ています。
※3:アライアンス「オプティカル・アーカイブ・グループ(OPARG(TM))」により提供される各種アーカイブディスクにのみ対応。
※4:JIIMA(社団法人 日本画像情報マネジメント協会)で本年4月に策定された「電子化文書長期保存のためのBlu−ray Disc(TM)検査基準及び取り扱いに関するガイドライン 第1.0版」。(http://www.jiima.or.jp/pdf/7_JIIMA_guideline.pdf)
JIS Z 6017「電子化文書の長期保存方法」に記録形BDを記録保存メディアとして追加し、上記ガイドラインを包含するようにJIIMAにおいて改定中。
※5:2012年9月26日時点の参加企業:パイオニア株式会社、三菱化学メディア株式会社、ビクターアドバンストメディア株式会社。
※6:当社民生用ドライブ「BDR−207シリーズ」。
※7:メディアの欠陥、傷、汚れ等により、局所的に発生するエラーです。
※8:Random Symbol Error Rateの略。40バイト長を超えるバーストエラーを除いて測定したBDのエラーレートです。
*OPARG(TM)及びOPARG(TM)ロゴはパイオニアの商標です。
【バンドルソフト】
・エラーレート測定ソフト(BDR−PR1Mのみ同梱)
記録後に、記録品質のチェックをするための「BDR−PR1M」専用ソフト(※3)。
◇主な仕様は添付の関連資料を参照
※この商品のお問い合わせ先※
■お客さま:IT ペリフェラル部 営業3課 TEL:044−580−4490
受付時間:10:00〜17:45(土曜日、日曜日、祝日、およびパイオニア休業日を除く)