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電通総研、「生活者に定着した10の意識・ライフスタイル」レポートを発表

2012-09-26

電通総研 『震災一年半後の意識・ライフスタイル』レポート



 電通総研は、震災一カ月後より四半期ごとに生活者の意識を定点観測してきました。このたび、震災発生から一年半を迎え、最新の調査結果とともに過去7回の調査から「生活者に定着した10の意識・ライフスタイル」と「震災後強まってきた意識・ライフスタイル」についてレポートします。


【調査結果サマリー】

1)震災後一年半を経て定着した10の意識・ライフスタイル(表1参照)
 震災一カ月後の調査以降、常に支持率が60%以上のものを「生活者に定着した意識・ライフスタイル」と捉え、直近の調査においても支持率が高かったものから順に並べると、以下の10の意識・ライフスタイルになりました。

 ※Q.東日本大震災を経験して、あなたは今後の生活についてどのようにお考えですか。
  ( )内は支持率「とてもそう思う」「そう思う」の合計値の2011年4月 ⇒ 2012年9月の変化を記載。
  これらは必ずしも最小値と最高値ではないため、詳細は【表1】を参照のこと。

 [1]日常生活の中の「ささやかな幸せ」を大事にしたい(65.2% ⇒ 77.2%)
 [2]大切なことをよく考え、お金や時間の使い方のメリハリをつけたい(69.2% ⇒ 72.9%)
 [3]これまでの常識にとらわれず、想定外の事態への対策をしたい(79.4% ⇒ 70.8%)
 [4]無駄を見直し、節約我慢できること、買わずに済むことを考えたい(67.6% ⇒ 70.1%)
 [5]非日常的な気持ちになれる時間・場所を作っておきたい(60.6% ⇒ 67.5%))
 [6]節電や節水の工夫を、前向きに家事や生活に取り入れていきたい(70.3% ⇒ 66.9%)
 [7]家族の絆や身近な人々との絆をいままで以上に重要にしようと思う(63.9% ⇒ 64.8%)
 [8]節電を意識しつつ、エネルギー生産・供給の体制などを知りたい(66.0% ⇒ 63.0%)
 [9]できるだけ本質的な情報を自分で見極め、選んでいきたい(65.7% ⇒ 62.3%)
 [10]「社会に貢献しよう」という姿勢が見える企業を応援したい(65.1% ⇒ 60.5%)

2)震災後強まってきた意識・ライフスタイル(表2参照)
 上記[1]から[10]の中でも、特に以下の3項目は震災後一年半の間で支持率が上昇傾向にあり、「震災後強まってきた意識・ライフスタイル」であると分析しています。

 ◆無駄を見直し、節約我慢できること、買わずに済むことを考えたい
 ◆日常生活の中の「ささやかな幸せ」を大事にしたい
 ◆非日常的な気持ちになれる時間・場所を作っておきたい


※表資料などは、添付の関連資料を参照

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東日本大震災 支持率 電通 節水

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