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JCB、複数の電子マネーに対応可能な低価格シンクライアント型端末を加盟店に導入
JCB、複数の電子マネーに対応可能な、低価格のシンクライアント型端末を加盟店に導入
〜 株式会社トランザクション・メディア・ネットワークスとの資本業務提携により、加盟店サービスを拡充 〜
株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:川西 孝雄、以下:JCB)は、 JCB加盟店様(以下:加盟店)へのサービス拡充のため、株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大高 敦、以下:TMN)が提供する「シンクライアント型電子マネー決済システム」の加盟店への導入を、今年度中に開始します。あわせて、2012年8月24日(金)にTMNが実施した第三者割当増資の引き受けを行い、同社と資本業務提携に関する契約を締結しました。
このたびJCBが加盟店への導入を開始する「シンクライアント型電子マネー決済システム」は、決済端末に実装していた各種電子マネーの決済アプリケーションをTMNのセンターへ集約することによって、加盟店の電子マネー取り扱いを手軽に、かつ低価格で実現するものです。
JCBは、国内の全てのJCB加盟店との間で直接の契約を有しており、その強みを活かし、これまでも他の大手国際カードブランドや、ポストペイ型電子マネーQUICPay.(※1)、他の電子マネー等、複数の決済プロダクト(※2)を加盟店様の要望にお応えして提供しています。
このたびのTMNとの資本業務提携により、こうした「マルチアクワイアリング」の推進を加速するとともに、NFC(※3)をはじめとする決済の新たな潮流への対応を強化し、お客様へのサービス拡充に努めてまいります。
(※1)JCBがスキームホルダーとして展開するポストペイ型電子マネー。
(※2)「JCB」「アメリカン・エキスプレス」「ダイナースクラブ」「ディスカバー」「銀聯」「QUICPay」「iD」「Suica」 「nanaco」に対応。
(※3)Near Field Communicationの略。NXPセミコンダクターズ社(旧フィリップスセミコンダクターズ社)とソニーが開発した13.56MHz帯の近距離無線通信規格。
・Suica…「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
・iD…「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
以上
*別紙資料は添付の関連資料を参照