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リニアテクノロジー、昇圧・SEPICなど向けに汎用性の高いDC/DCコンバーターを販売
リニアテクノロジー、「LT3959」を販売開始
正/負どちらの電圧も安定化する、低入力電圧動作が可能な5A DC/DCコンバータ
2012年7月31日 リニアテクノロジー株式会社は、昇圧、SEPIC、および反転電源アプリケーション向けに汎用性の高いDC/DCコンバータ「LT3959」の販売を開始しました。LT3959は−40℃〜125℃の動作接合部温度範囲での動作がテスト保証され、5mm x 6mm 36ピンQFNパッケージで供給されます。1,000個時の参考単価は3.05ドルからで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細情報は、リニアテクノロジーのWebサイトをご参照ください(http://www.linear-tech.co.jp/product/LT3959)。
LT3959は産業用、自動車、医療、テレコムなどのアプリケーションに最適です。このデバイスの動作入力電圧範囲は2.5V〜40Vで、6A/40Vのパワースイッチを内蔵し、最大96%の効率を達成します。LT3959は電圧帰還エラーアンプとリファレンス電圧を2組備えているので、正/負どちらの安定化出力電圧も生成できます。1組の電圧帰還エラーアンプとリファレンスは正の出力電圧用、もう1組は負の出力電圧用で、両方で1本の帰還ピンを共有します。
100kHz〜1MHzの範囲でプログラム可能な固定周波数で動作し、外部クロックにも同期可能なので、設計者はサイズ、性能、コストを最適化するために、種々のインダクタやコンデンサを選択できます。電流モード制御により、広範囲の電源電圧と出力電圧にわたり安定した動作が得られます。また、セラミック・コンデンサを使用した設計が可能なので、ソリューションのサイズを小さくすることができます。このほかにプログラム可能なソフトスタート、調整可能な入力低電圧ロックアウト、パワーグッド・ピンなどを特長としています。
LT3959の主な特長:
●昇圧、SEPICおよび反転アプリケーションに対応
●広い入力電圧範囲で動作:2.5V〜40V
●6A/40V パワースイッチを内蔵
●1本の帰還ピンを使用して正または負の出力電圧を設定
●100kHz〜1MHzの範囲で固定動作周波数を選択可能
●外部クロックに同期可能
●プログラム可能なソフトスタート
●真の電流モード制御
●出力の過電圧および過電流保護
●ヒステリシスを備えたプログラム可能な入力低電圧ロックアウト
※製品画像は、添付の関連資料を参照
<リニアテクノロジーについて>
S&P 500の一員であるリニアテクノロジーは、過去30年にわたり広範囲に渡る高性能アナログICの設計・製造及びマーケティング活動を行い、世界中の多くの企業に提供しています。リニアテクノロジーの半導体は、私たちのアナログ世界と「通信」、「ネットワーキング」、「産業」、「自動車」、「コンピュータ」、「医療」、「精密機器」、「民生」さらには「軍需航空宇宙」システムで幅広く使用されている、デジタル・エレクトロニクスとの架け橋の役目を担っています。リニアテクノロジーは、パワーマネージメント、データ変換、信号調整、RF、インタフェース、μModuleサブシステム及びワイヤレス・センサー・ネットワーク製品を設計・製造・販売しています。詳細は同社Webサイトをご参照ください。http://www.linear-tech.co.jp
LT, LTC, LTM, μModule及び会社ロゴはLinear Technology Corporationの登録商標です。その他の登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。記載内容は予告なしに変更される場合があります。
お問合せ先:
〒102−0094 東京都千代田区紀尾井町3−6 紀尾井町パークビル8F
リニアテクノロジー株式会社 TEL:03−5226−7291(代表)
http://www.linear-tech.jp/
以上