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安川電機、ACサーボドライブ「Σ−Vシリーズ」に指令オプションモジュールの新機種を追加
さすが凄腕!使えるサーボ"Σ−Vシリーズ"に
指令オプションモジュールの新機種が誕生
− DeviceNetモジュール −
株式会社安川電機(代表取締役社長 津田 純嗣)は、2007年に発売した業界最高性能のACサーボドライブ"Σ−V(シグマ・ファイブ)シリーズ"にDeviceNetに対応した指令オプションモジュールを新規にラインアップしました。回転型ACサーボモータだけでなく、DDモータ、リニアモータまで駆動することができます。2012年6月21日から販売を開始しました。
※製品画像は添付の関連資料を参照
1.製品化のねらい
2007年4月の製品リリース以来、既に多くのお客様にご使用いただき、性能・機能共に大好評のΣ−Vシリーズが、Σ−IIシリーズで実績のあるオープンフィールドネットワークDeviceNetに対応した指令オプションモジュールを新たにラインアップしました。これにより、コントローラとΣ−VをDeviceNetで接続することができ、モーション制御を簡単に行うことができます。
ヨーロッパ、アメリカ、アジア各国でお使いいただけるように各種規格(CEマーキング、RoHS指令、KCマーク)にも対応します。
2.主な特長
(1)オープンフィールドネットワークDeviceNetの通信仕様に準拠
DeviceNetを搭載した上位コントローラとΣ−Vの組み合わせで簡単にモーション制御ができます。また、市販されているDeviceNetのサポートツールが利用できます。
DeviceNetのコネクタは、丸型のマイクロコネクタを採用しております。
(2)コントローラでのサーボ情報管理可能
ネットワークを通じてサーボドライブの運転状況、アラーム情報などを上位コントローラからモニタリングすることができます。上位コントローラでのサーボの管理ができますので、メンテナンス性が向上します。
(3)豊富な位置決め機能を内蔵
位置決め機能を内蔵しており、PLCなどの上位コントローラから各種位置決め動作を簡単に実行することができます。
<主な位置決め機能>
・単純位置決め機能
・原点復帰機能
・連続回転動作
・連続回転動作からの位置決め機能
・プログラム運転機能
3.主な用途
DeviceNetを使用する様々なシステムでお使いいただけます。
・半導体製造装置
・電子部品加工・組み立て装置
・各種物流・搬送システム
・自動車加工・組み立てライン など
4.販売計画
(1)販売開始日:2012年6月21日
(2)販売計画:2013年度 500台/月
(3)対象機種:回転形モータ、DDモータ、リニアモータ対応
(100V:50W〜400W、200V:50W〜15kW、400V:0.3kW〜15kW)
(4)販売価格:オープン価格