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廣済堂、電子書店アプリ「BookGate」でEPUB3.0形式の電子書籍を提供開始
iPhone/iPad用電子書店「BookGate」でEPUB3.0形式の電子書籍の提供を開始
EPUB3.0形式の電子書籍制作サービスもスタート
株式会社廣済堂(本社:東京都港区、社長:長代厚生、以下 廣済堂)は、iPhone/iPad用の電子書店アプリ「BookGate」をバージョンアップし、2012年7月よりEPUB3.0形式に対応した電子書籍の提供を開始いたします。今後、日本でも普及が進むと考えられているEPUB3.0形式にもいち早く対応し、出版社がより多くのタイトルを提供できる環境を整え、ユーザーの利便性向上と電子書籍市場の拡大に貢献していきます。
「BookGate」ではテキスト中心のコンテンツにおいては、株式会社モリサワが提供する「MCBookビューア」を採用してきましたが、今回「モリサワ MCBook EPUB ビューアライブラリ」に対応することで、EPUB3.0で制作された各コンテンツには二次利用を防止するためのDRMを設定し、可読性に優れた高品位なモリサワフォントにより、読者がフォントや文字サイズ、縦組/横組などを変更して快適に読書が楽しめるサービスを実現いたします。
「BookGate」は2010年8月にサービスを開始し、現在の参加出版社数は114社、タイトル数も約1600点となりました。7月のバージョンアップでは、新たにEPUB3.0形式で制作したコンテンツ提供を開始してラインナップを拡充していくほか、ストアのデザインも一新し、検索性・操作性向上を目指したリニューアルを実施いたします。
また、「BookGate」での展開以外にEPUB3.0形式のデータ制作請負サービスも行ってまいります。従来から進めている印刷と同時に電子書籍用データ制作する「ハイブリッド・プリンティング」サービスの一環としてEPUB3.0形式のデータ制作業務に対応するとともに、印刷を介さず、提供された組版などのデータからの制作など、出版社の電子書籍ビジネス拡大をサポートするべく幅広いニーズにお応えいたします。