Article Detail
電通、PC・スマホ・スマタブの「スマート3兄弟」の利用実態調査を実施
電通、スマート3兄弟(PC・スマホ・スマタブ)の利用実態調査を実施
〜スマート機器での消費は、スマタブで11,780円、スマホで7,980円に〜
電通は、15〜59歳の男女7,069人を対象に、普及が加速するスマートフォンとスマートタブレット端末(以下、スマホ、スマタブ)のユーザー利用実態調査を行いました。
その結果、スマホ・スマタブは単独で用いられるより、パソコンとセットで用いられる時に、「便利なスマートさ」が促進されていくという実態が明らかになりました。パソコンは元々、いろいろな機器との接続や「アプリ」「ウェブ」等が利用できる点で、スマートデバイスの先駆けであると捉えることもできます。そこでパソコン・スマホ・スマタブの3つを「スマート3兄弟」と名付け、それらが普及するほど広まる「便利な生活ぶり」を、今回の調査結果から、ハイライトでお知らせいたします。
*参考画像は添付の関連資料を参照
【調査結果のハイライト】
(1)パソコンに続き、スマホもスマタブも、急速に普及中。
スマタブ利用者の51%は、パソコンもスマホも3つ全部併用していた。
・現在の普及は、パソコン=91%、スマホ=29%、スマタブ=7%という状況(図1)。
・スマホ利用者もスマタブ利用者も9割以上が、3兄弟いずれかとセット利用。
単独利用は少数派で、他のスマート機器との併用が一般的だった(図4)。
・特にスマタブ利用者では51%が、パソコンもスマホも併用していた。
(2)「音楽を聴く」のも「動画を見る」のも、ネットとの相性からか、今の主流機器はパソコンに。
パソコンで取り込んで、スマホ・スマタブとも同期・連携して利用していた。(※)
・普段、スマホ利用者が音楽を聴く機器はパソコンがトップ(63%)となり、かつて音楽を良い音で聞く象徴だったステレオ(6%)の約10倍に(図5)。
・動画を再生する機器も、インターネット視聴の影響か、パソコンでの視聴が多く(49%)、DVD/BDレコーダー(19%)の2倍以上という結果に(図6)。
※スマートテレビ(ネット対応のテレビ受信機)は、今回、調査対象外
(3)ユーザー満足度は高く、スマホ利用者の79%が「次もスマホにする」と回答。
「使ってみないと良さがわからない」のがスマタブの特徴。利用者には高評価。
・スマホもスマタブも満足度は高く、スマタブでは88%という高さ(図11)。
・スマホ利用者の79%は、買い替えるなら「次もスマホにする」と回答(図12)。
・スマタブは、「使ってみないと良さがわからない」が、利用者には高評価(図13)。
(4)スマホ・スマタブを用いた「コンテンツ利用」「ネットショッピング」は活発。
ネットショッピングの内容は、「本」「洋服」「雑貨」等で毎月5,000円以上を消費。
・スマホからの「コンテンツ利用」「ネットショッピング」も活発で、各利用者の合計は6,600円となっていた。そのうち、ネットショッピング分が5,070円を占めた(図14)。
・スマタブの消費額はさらに高額で、各利用者の合計は11,780円。その内のネットショッピング分は、スマホを大きく上回る7,980円(図15)。
調査結果の詳細については、4ページ以降にあります。
*「4ページ以降」は添付の関連資料を参照
【調査概要】
調査方法:PCインターネット調査
調査地域:全国
調査時期:2012年3月23日(金)〜3月27日(火)
標本設計:(1)予備調査7,069サンプル 15〜59歳男女
(2)スマホ調査800サンプル 15〜59歳男女のスマホ利用者
(3)スマタブ調査400サンプル 15〜59歳男女のスマタブ利用者
((2)と(3)は自然発生で回収。性年代構成比は下図のとおり)
*「標本設計の性年代構成比(図)」は添付の関連資料を参照