イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

日本ショッピングセンター協会、10月のSC販売統計調査を発表

2010-11-26

SC販売統計調査報告 2010年10月

10月既存SC前年比:1.9%

SC総売上高(推計) 2兆2,278億円(前年比 3.0% 全SCベース)

※10月のSC総売上高(推計)は、改訂SC取扱基準に基づき、2010年8月末現在の全SC3,045SCをベースに算出した。


■売上高の概況
 2010年10月の既存SCの前年同月比売上高は、1.9%と26ヶ月ぶりにプラスに好転し、前月に比べ4.8ポイント伸長した。
 9月後半から本来の気候にもどり、重衣料の動きが出てきたことや、家電エコポイント制度の変更による駆け込み需要が牽引している。さらに前年に比べて休日が1日多いことや、シネマが好調との報告もみられ、来店客数の増加で飲食店の売上アップ、また効果的なリニューアルが売上増につながっているとの報告もみられた。ただし大型専門店の入れ替えによる売上の変動や、依然として空き区画の存在、12月以降のエコポイント特需の反動も懸念され、先行きは不透明である。
 立地別でみると、郊外地域が3.8%、特にテナントは5.2%とプラス成長であった。周辺地域0.9%、中心地域も0.3%と、前月に比べ改善している。
 地域別では、全地域でプラスであった。北海道は7.9%、特に郊外は13.9%と大幅に改善している。これはリニューアルにより大型専門衣料店、子供用品専門店の開店による。一方で中国の中心地域が−3.7%、四国の周辺地域が−3.3%とマイナスであった。要因は、GMSやテナントの退店による空き区画の増加があげられる。
 政令指定都市別で見ると、札幌市(8.7%)、名古屋市(6.0%)、北九州市(4.2%)が好調であった。

*SC=ショッピングセンター


※本調査は、2008年12月末現在の全SC2,877SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめている。

※集計SC 533SC 回収率 53.3%


*以下の資料は、添付の関連資料「表1〜8」を参照
 ・表−1 立地別・構成別 売上高伸長率
 ・表−2 立地別・地域別 売上高伸長率
 ・表−3 都市規模別・地域別 売上高伸長率
 ・表−4 キーテナント業態別 売上高伸長率
 ・表−5 立地別・地域別 総売上高
 ・表−6 立地別SC・キーテナント・テナント効率
 ・表−7 既存SC移動平均(年間)
 ・表−8 SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版