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ニデック、操作性が向上したコンパクトモデルの白内障手術装置を発売

2012-05-09

白内障手術装置Fortas Cubeを発売
高い基本性能を維持し、操作性を向上



 株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:小澤素生)は、白内障手術(*1)をおこなう当社の高性能コンパクトモデル、眼科手術装置「Fortas Cube(フォルタス キューブ)」を5月1日(火)に発売します。

 販売名:眼科手術装置 CV−9000
 発売日:2012年5月1日(火)
 機器分類:高度管理医療機器/特定保守管理医療機器
 承認番号:22400BZX00103000
 希望小売価格:¥6,800,000(税抜)
 目標販売台数:国内200台、海外500台(年間)
 (Fortas Cube は、眼科手術装置 CV−9000のペットネームです。)


 ※製品画像は添付の関連資料を参照


【製品特徴】
 Fortas Cubeは、当社の上位機種が持つ高い基本性能を維持しながら、サイズをコンパクトにし、操作性を向上させました。今後の市場拡大が見込まれる新興国での普及を視野に入れ、市場の要求を踏まえた製品構成にしています。

 <基本性能の向上>
  ・水晶体の吸引は、眼内の圧力を一定に保つために眼内灌流液(がんないかんりゅうえき)という液体を注入しながらおこなわれます。Fortas Cubeには、上位機種と同様に、吸引中の圧力変化に対応して、灌流量をコントロールする機構が組み込まれているため、吸引時の安定性が高まり、手術のリスクを低減します。
  ・装置はコンパクト化し、操作画面は眼科医の意見を反映させて、シンプルで使いやすい操作を可能にしました。

 <オプションの追加で多機能モデルに>
  ・より効率的な手術をおこなうために、オプションとして、水晶体の吸引・破砕をより安全・効率的におこなう機能や、使いやすい多機能フットペダルを準備しています。

 当社は、今後もお客様の多様なニーズにお応えするよう努めてまいります。

(*1)白内障手術について
 白内障は、加齢などにより、カメラで言うとレンズに相当する“水晶体”が濁ってしまい、良好な視界を得られなくなる疾患です。白内障手術では、黒目のふちをわずかに切開し、“チップ”とよばれる器具の先端を眼内に入れ、濁った水晶体を超音波振動で乳化させます。乳化して砕かれた水晶体は、水晶体をつつんでいる膜(嚢)の中から吸引して取り除きます。水晶体の替わりとなる眼内レンズは、小さく折りたたんで、“インジェクター”という挿入器具を用いて、眼の切り込みから水晶体嚢の中に入れられます。手術は、国内で年間およそ120万眼がおこなわれています。


 ※参考資料は添付の関連資料を参照


〔株式会社ニデックについて〕
 ニデックは、最先端の光学技術と電子技術を基に、医療分野、眼鏡店向け機器分野、コーティング分野という多彩な分野で世界市場に事業を展開している企業です。開発・製造・販売・アフターサービスまで一貫しておこなっており、製品を約120ヶ国に輸出しています。眼科医療機器・眼鏡機器のリーディングカンパニーとして、世界中の人々が健康な生活を送ることができるようサポートしてまいります。詳細はWebサイトをご参照ください。 http://www.nidek.co.jp

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