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日本IBM、スマートフォンなどを遠隔地の管理サーバーから操作できる端末管理ソフトウェアを販売
スマホやタブレットの管理ソフトを発表
日本IBM(社長・橋本孝之、NYSE:IBM)は、メディアタブレットやスマートフォンといったモバイル端末の位置情報や導入アプリケーションの種類などを一元的に把握し、端末の紛失・盗難時に画面ロックやデータ消去などを遠隔地の管理サーバーから実行できる端末管理ソフトウェア「IBM(R)Endpoint Manager for Mobile Devices V8.2」を発表します。PCやサーバーなどを管理するIBM Tivoli Endpoint Managerと組み合わせることで、PC、サーバーからモバイル端末まで、企業で活用する多様なデバイスの一元管理を実現します。
新製品のライセンス料は、管理対象1台につき8,660円(税別)で、本日より日本IBMおよび日本IBMのビジネスパートナーから販売します。
企業においては、メディアタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を活用することで、利用者は移動時間や外出先での空き時間でも業務を進めることができ、業務効率を向上させることができます。一方で、モバイル端末の活用においては、従来からのPCなどと同様に、セキュリティーの確保やコンプライアンスへの対応を図る必要があります。
本日発表のEndpoint Manager for Mobile Devicesは、管理サーバーで稼働する管理コンソールと個々のモバイル端末に導入されるエージェント・ソフトウェアをパッケージにした製品です。エージェント・ソフトが搭載された全てのモバイル端末のモデル名やユーザー名、導入アプリケーションの種類などの情報を、管理サーバー上のコンソールで一元的に把握できます。
また、新製品が提供する、地図上で端末の位置をリアルタイムに確認できる機能は、利用者の位置情報の把握だけでなく、紛失した端末の捜索などに有効です。さらに、新製品は、端末画面のロックやデータ消去の機能も提供しており、端末の紛失・盗難が発覚したら、直ちに画面をロックして操作を防いだり、データ消去機能により端末を初期化できます。
新製品は、その他にも、パスワード・ルールの設定やデータの暗号化、カメラの使用禁止、電子メールへのアクセス制限といった機能を備え、お客様の社内コンプライアンスに準拠したポリシーに従って自動的に作動させることができます。
Endpoint Manager for Mobile Devicesは、iOSやAndroid OS、Windows Phoneといったモバイル端末向けのオペレーティング・システムに対応し、最大25万台のモバイル端末を監視・管理できます。
以上
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