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丸紅、カンボジアの集荷・精米企業と米事業で戦略的提携

2010-11-20

カンボジア最大級の集荷・精米企業であるAngkor Kasekam Roongroeung Group社との提携意向書締結に関する件


 丸紅株式会社(以下、丸紅)は、カンボジア王国最大級の集荷・精米企業であるAngkor Kasekam Roongroeung Group社(以下、AKR社)と、カンボジア米の輸出拡大ならびに同国における米事業全般に関する投資及び栽培・集荷事業での提携意向書を締結し、AKR社が有する集荷・精米関連事業において戦略的提携関係を構築することで合意致しました。 
 
 AKR社は、2000年設立のカンボジア王国最大級の集荷・精米企業で、約30,000人の農家と稲作契約を行い、カンボジア国の首都であるプノンペン市から約25kmのKandal州で精米能力年間60,000トンの同国最大級の精米工場を運営しています。
 
 カンボジア王国は、人口約15百万人、米作中心の農業国で年間の米生産量が約4.5百万トン(精米ベース)ですが、年間約2百万トン程度の米余剰があるにもかかわらず、国内の精米施設等インフラ整備が十分ではなく、現状、隣国であるベトナム・タイに籾のまま輸出される環境が続いています。近年国策として精米輸出に向けての体制整備を加速していきたいとの強い要望があり、同国最大級の集荷・精米企業であるAKR社も事業の拡大の為、海外企業との提携を模索している中で、今回の丸紅との合意に至りました。
 
 丸紅は、現在遂行中である中期経営計画「SG −12」において、穀物・流通・トレード分野を重点分野と位置付け、今後世界的に需要拡大が予想される米の供給基地をアジアに確保することを目指しています。今回の戦略提携の柱は、AKR社の既存精米施設の能力拡大、同国最大の海港であるShihanoukville港での輸出体制整備への参画検討、AKR社の稲作契約拡大による同国産米の国際競争力向上の推進などです。

 
【AKR社の概要】
 社名:Angkor Kasekam Roongroeung Group Co., Ltd.
 本社所在地:カンボジア王国 プノンペン
 設立:2000年
 資本金:6.4百万ドル
 事業内容:精米・販売事業、稲作契約栽培・集荷・生産指導事業 等



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