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住友信託銀行など、日本証券代行の株式を取得
日本証券代行株式会社の株式の取得に関するお知らせ
住友信託銀行株式会社(取締役会長兼 取締役社長 常陰 均/以下「住友信託銀行」、又は「当社」)は、株式会社JBISホールディングス(代表取締役社長 内池 正名/以下「JBISHD」)の100%子会社である日本証券代行株式会社(代表取締役社長 福山 登志彦/以下「日本証券代行」)の発行済株式の85.1%を関係当局の認可を前提に取得すること(以下「本件株式取得」)について、本日開催の取締役会で決議いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.株式取得の目的
日本証券代行は、主として大手地方銀行等を中心に優良なお客さまを有する独立系の証券代行専業会社です。
住友信託銀行と日本証券代行は、証券代行事業の業務運営効率化と競争力強化のために、平成14年に証券代行事業のシステム開発・運営及びデータ処理業務を行う会社を共同設立し、お客さまへのサービス向上に努めてまいりました。
株券電子化以降、証券代行事業を取り巻く厳しい経営環境が続く中で、JBISHDグループが事業再構築に取り組むに当たって、住友信託銀行はJBISHDから日本証券代行の株式取得について要請を受け、両社が培ったノウハウの結集と規模の優位性を活かした顧客サービスのさらなる充実を図ることを目的として株式取得を行うことといたしました。
日本証券代行は、引き続き「日本証券代行株式会社」の商号を使用のうえ、独自性を保ちつつ、サービス面や人材面では住友信託銀行のサポートを得ながら、さらなるサービスの高度化を推進してまいります。また、日本証券金融株式会社(取締役社長 増渕 稔/以下「日本証券金融」)からも14.9%の出資を受け、人材面でのサポートを受ける予定です。
なお、三井住友トラスト・グループと日本証券代行を合わせ、管理株主数(平成23年9月末基準)では23,216千人となり、株主名簿管理人として業界第一位の規模となります。
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照