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ビデオリサーチインタラクティブ、スマートフォン向け広告出稿の動向調査結果を発表
2011年11月度のスマートフォン向け広告の出稿広告主数は、5月度の1.5倍に増加。
毎月、出稿広告主の3割前後が新規の広告主であり、裾野は拡大中。
〜 スマートフォン向け広告出稿の動向 〜
インターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、社長:五十嵐 達(いがらし とおる))は、2011年5月度から11月度までのスマートフォン向け広告の出稿状況を取りまとめました。
今回の調査結果は、当社独自で策定した基準に基づいて収集したスマートフォン向け広告のデータベースサービス「SmartPhone Ads Report」によるものです。
<結果の主なポイント>
・調査を開始した2011年5月度から11月度までにスマートフォン向けに広告を出稿した広告主は、累計で538社、銘柄数では763銘柄にのぼる。11月度単月でみると246社の出稿があり、2011年5月度時点に比べ約1.5倍増加している。また、各月の出稿広告主のうち、3割前後は前月までに出稿がない新規広告主の出稿となっている。
出稿の継続性も見ていく必要はあるが、出稿広告主数の増加、およびフレッシュな広告主の登場が常態化していることは、裾野の拡大、ひいてはスマートフォン向け広告市場の成長を牽引するものと推察される。
・2011年11月度にスマートフォン向け広告を出稿した246社について、PC(バナー広告)とフィーチャーフォン(ピクチャー広告)での広告出稿状況をみると、スマートフォン以外にも出稿している広告主数は172社、シェアでみると69.9%となっており、5月度時点に比べ9ポイント上昇している。
注)PC:「Web Ads Report Advance」、フィーチャーフォン:「Mobile Ads Report」より(ともに当社サービス)
・2011年11月度に出稿した銘柄について商品種類で分類すると、「ゲームコンテンツ」「インターネット関連サービス」「コミュニティ系サービス」「ニュース関連コンテンツ」「電子書籍・コミック」といったコンテンツ関連が多くなっている。
・2011年11月度に出稿した広告素材(1,486素材)をタップした後のリンク先情報としては、「アプリのダウンロードページ」が全広告素材の48.3%を占め、「ダウンロードページ以外」が51.7%と、ほぼ半々。また、「アプリのダウンロードページ」におけるそのアプリのジャンルをみると、「ゲーム」アプリが30.8%と最も多く、次いで、「生活・実用(*)」アプリが26.0%となっており、両者で過半数を占めている。
*「生活・実用」アプリ:ECサイト、グルメ、健康&美容、辞書・辞典・検索、教育、不動産等のアプリ
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照