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ロシュ・ダイアグノスティックス、病理標本のデジタル化などのソリューションを提供するデジタル病理システム発売

2012-01-10

病理標本のデジタル化から解析・レポート作成まで
トータルソリューションを提供するデジタルパソロジー(病理)システム
「ベンタナiScan Coreo Au」および「ベンタナ Virtuoso」発売のお知らせ

 ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:小川 渉)は、病理標本のデジタル化から画像解析、レポートの作成までのトータルデジタルパソロジーソリューションを提供するスキャナー「ベンタナ iScan Coreo Au」および画像解析・マネジメントシステム「ベンタナVirtuoso」を12月27日に発売いたします。

 近年、分子標的治療薬の開発が進むにつれ個別化医療が徐々に普及しつつあり、治療薬の効果やその副作用を予測するコンパニオン診断薬(CoDx)は、治療薬選択において重要な役割を担っています。今後、分子標的治療薬の投与を判断する機会が増すにつれ、検体数の増加傾向が予測される中、CoDxの精度管理や標準化は重要課題となります。
 スキャナー「ベンタナ iScan Coreo Au」および画像解析・マネジメントシステム「ベンタナVirtuoso」はデジタルパソロジーシステムで、CoDxに用いられる主要な技術である免疫組織化学染色(IHC)やin situ Hybridization(ISH)による病理診断をサポートします。スキャナー「ベンタナ iScan Coreo Au」は、スライド(病理標本)全体像を2分以内で高速に読み込み、精細かつ高画質にデジタル化し、PC上で顕微鏡をのぞいているようなバーチャルリアリティーを再現します。また、顕微鏡を操作する感覚で、遠隔地での標本の拡大・縮小や視野移動などの観察(テレパソロジー)が可能です。一方、画像解析・マネジメントシステム「ベンタナVirtuoso」は、「ベンタナ iScan Coreo Au」でデジタル化した画像から、独自のアルゴリズムによって、IHCおよびISHの染色結果の自動解析がおこなえるので、目視による病理医間のスコアリングの格差などの低減が期待されます。加えて、診断レポートの作成も可能なため、「ベンタナ iScan Coreo Au」と併せて利用することで、病理標本のデジタル化からレポート作成まで、一連の作業が自動化され、業務の効率化が図れます。

 「ベンタナ iScan Coreo Au」および「ベンタナ Virtuoso」が加わることで、自動染色装置および試薬からスキャナー、そして解析システムまで病理検査分野における製品ラインナップが補完されるため、トータルソリューションの提供によって精度管理や標準化を促進するとともに、的確な診断をサポートします。

*商品特性など詳細は添付資料を参照

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