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日立ソリューションズ、標的型サイバー攻撃への対策を行うクラウド型セキュリティーサービスを提供
次世代ファイアウォールパロアルトPAシリーズに対応する標的型サイバー攻撃対策を強化
併せて、小規模モデル「PA−200」を発売
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、Palo Alto Networks, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州/以下、Palo Alto Networks社)の次世代ファイアウォール パロアルトPAシリーズの標的型サイバー攻撃への対策を行うクラウド型セキュリティーサービス「WildFire」の提供とパロアルトPAシリーズの最新版である最小モデル「PA−200」の発売を2012年1月20日から開始します。
昨今、政府機関や特定企業を狙った標的型サイバー攻撃による情報漏えい事故が相次いでいます。これまで企業のセキュリティーは、ファイアウォールやマルウェア(*1)対策ソフトによって外部からの侵入を防ぐ「入口対策」が主流でした。しかし、「入口対策」だけでは多様な標的型サイバー攻撃を防ぐことができないため、ネットワークから外部に重要な情報が流出するのを防ぐ「出口対策」が求められています。
*1 マルウェア:コンピューターに侵入し、感染活動や破壊活動を行ったり、情報を外部に漏えいさせたりする有害なソフトウェア
日立ソリューションズは、これまでも標的型サイバー攻撃への対策として、独自の情報漏えい防止ソリューションや導入・運用が容易なアプライアンスを活用したソリューションを提供してきました。今回、パロアルトPAシリーズで提供を開始するクラウド型セキュリティーサービス「WildFire」は、ダウンロードするファイルを仮想クラウドの環境に転送して実行し、影響を及ぼすと判断された場合には、迅速に自動で定義ファイルを発行することで未知のマルウェアを検出します。また、仮に社内のPCが感染した場合には、ボットネット(*2)検知機能により該当のPCを早期に特定することで被害の拡大を防止します。さらには、未知のアプリケーションを利用した通信や、特定の国との通信を遮断することで重要な情報の流出を防ぎます。
また、今回販売を開始する次世代ファイアウォール「PA−200」は、パロアルトPAシリーズの最小モデルで、安価で高度なセキュリティー環境を中堅・中小企業や事業所・営業所などに提供します。
*2 ボットネット:感染PCを乗っ取り、サービス妨害攻撃やスパム送信の踏み台などにするマルウェアの一種
日立ソリューションズは、ネットワーク機器の出荷にあたり、社内の検証施設「ソリュートテクノロジーラボ」を活用して独自の品質評価を実施しています。「ソリュートテクノロジーラボ」では、お客様に最適なネットワーク環境を提供するために、パロアルトのほか当社が取り扱うさまざまなネットワーク機器のリリース前検証、相互接続テスト、高負荷シミュレーションなどを実施し、検証結果を品質保証部門が審査し、当社の品質基準を満たしたネットワーク機器をお客様に提供しています。日立ソリューションズは、今後も「ソリュートテクノロジーラボ」を活用し、新たな標的型サイバー攻撃に対応するソリューションを提供する予定です。
■クラウド型セキュリティーサービス「WildFire」を組み合わせた標的型サイバー攻撃への「出口対策」
1.仮想環境で未知のマルウェアを検出し、迅速にシグネチャを自動生成・配布することで新種や亜種などの新しいマルウェアもブロックします。
2.社内のPCがマルウェアに感染しても情報流出経路となり得るアプリケーションを遮断し、特定の国への通信を遮断することで情報流出を防止します。またボットネット検知レポートにより感染したPCを早期に発見することも可能です。
■パロアルト PAシリーズ「PA−200」の特長
PAシリーズの中でも最小・最安値となる「PA−200」は上位機種と同様のセキュリティー機能とアーキテクチャを実装しています。本社に加え、支社・ブランチオフィスなどにも「PA−200」を導入することで、全社のセキュリティレベルが統一され、さらにセキュアなネットワーク環境を実現します。
<図.「PA−200」筐体>
※添付の関連資料を参照
■ソリュートテクノロジーラボを活用した日立ソリューションズの取り組み
1.導入前検証から保守サポートまでをワンストップで対応
導入前検証から保守サポートまでをワンストップで対応することで、より豊富なノウハウを蓄積し、スピーディかつ的確な対応を可能にしています。
2.技術力を有するSEが独自の品質基準に則した検証を実施
メーカーの認定技術資格を取得しているエンジニアが多数在籍し、日立ソリューションズ独自の検証をソリュートテクノロジーラボ内で実施しています。検証結果は品質保証部門で審査し、当社の品質基準を満たした製品やOSをお客様に提供しています。
3.メーカーとのパートナーシップ
高い品質を求める日本企業の要望に応えるため、メーカーとのパートナーシップを強化し、品質向上への取り組みを進めています。当社は改善要求だけでなく、メーカーと一体となって製品の品質向上に取り組んでいます。
■価格
製品名:PA−200
価格(税込):¥434,700
※製品には、別途有償の保守サポートが必要になります。
■販売開始時期
2012年1月20日
■製品紹介URL
パロアルトPAシリーズ
・パロアルト PAシリーズによる標的型攻撃対策
http://www.hitachi-solutions.co.jp/paloalto/sp/solution/attack.html
・パロアルト PA−200 製品紹介
http://www.hitachi-solutions.co.jp/paloalto/sp/lineup/pa200.html
・ソリュートテクノロジーラボ
http://www.hitachi-solutions.co.jp/sol-labo/
<商品・サービスに関するお問い合わせ先>
■株式会社日立ソリューションズ 問い合わせ窓口
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/
Tel:0120−571−488
※Palo Alto Networks、WildFireは、米国Palo Alto Networks, Inc.の商標です。
※ソリュートは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。