Article Detail
楽天リサーチ、冬のボーナスに関する調査結果を発表
今冬のボーナス「支給される予定」は約66%
支給予定額は昨冬と同水準並み
冬のボーナスに関する調査
楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 「楽天リサーチ」)は、冬のボーナスに関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、12月1日から2日の2日間、楽天リサーチ登録モニター(約220万人)の中から全国の20歳から59歳の男女計1,000人を対象に行いました。
<調査結果概要>
【総括】
戦後最高値の「超円高」を更新してから初めてのボーナス支給の時期になった。今冬のボーナスの支給予定をたずねると、「支給される予定」は66.1%、「支給される予定はない」は21.3%、「支給されるかどうかは分からない」が12.6%という結果となり、支給される予定の人は支給されない人の3倍を超える結果となった。
見込み支給額については「40万円以上から50万円未満」がトップとなっており、昨年並みの水準を予測する人が多かった。一方で、見込み支給額への満足度は低く、「不満」「どちらかといえば不満」を合わせると61.4%という結果となった。欧州の債務問題など情勢が不透明なことも重なり、ボーナスにさほど期待せず全体的に不満と不安が漂う結果となった。
■今冬のボーナス「支給される予定」が66.1%。「支給される予定はない」の3倍強に
今冬のボーナスが「支給される予定」は66.1%で、「支給される予定はない」(21.3%)の3倍強となっている。「支給される予定はない」と答えた人に、冬のボーナスが支給されないことで縮小する出費についてたずねたところ、今冬も昨年同様に趣味や嗜(し)好品に関する分野の節約が目立ち、「旅行・レジャー」(23.5%)、「飲食・グルメ」(22.5%)、「衣類品・装飾品の購入」(16.9%)が上位となった。
■見込み支給額は「40万円以上から50万円未満」がトップで昨年並み
「支給される予定」と答えた人に、見込み支給額を聞いた。トップが「40万円以上から50万円未満」(12.4%)で、以下、「30万円以上から40万円未満」(12.1%)、「20万円以上から30万円未満」「10万円以上から20万円未満」(ともに11.0%)、「50万円以上から60万円未満」(9.4%)が続いた。さらに、昨冬にボーナスが支給され今年も支給予定がある人に、昨年と比べた支給額について聞いたところ、「昨年と変わらない」が突出して多く、45.1%となった。
■見込み支給額への満足度、「不満」が6割超
見込み支給額への満足度をたずねたところ、「不満」「どちらかといえば不満」の回答を合計すると61.4%となった。「とても満足」「どちらかといえば満足」を合計すると38.5%となり不満層が満足層を大きく引き離した。
■節約志向が顕著に目立つ。ボーナスの用途は昨年と同じ「預貯金」「生活費の補填」「旅行・レジャー」がトップ3
支給予定がある人のうち、ボーナスの利用用途をたずねたところ、「だいたい決まっている」(40.5%)、「まだ決まっていない」(30.7%)、「決まっている」(28.7%)だった。「決まっている」「だいだい決まっている」と回答した人にボーナスの具体的な用途を選んでもらったところ、「預貯金」(67.7%)、「生活費の補填」(43.5%)、「旅行・レジャー」(40.0%)となり、昨年調査した昨冬のボーナスの用途のトップ3と同じ結果だった。
■先行き不安。過半数が、景気低迷や雇用不安がボーナスの使い途に「影響している」
景気低迷や雇用不安がボーナスの使い途に影響しているかどうかを、支給予定者に聞いたところ、「影響している」「大きく影響している」と回答した人を合わせると過半数(55.5%)となった。欧州の債務問題や「超円高」による影響からか、先行きに不安を感じて冬のボーナスの金額に期待せず手堅く貯金する人が多いと分析する。今冬も節約傾向が強くなりそうだ。
<調査結果>
※添付の関連資料を参照
【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20歳から59歳の男女
回収サンプル数:1,000サンプル(性年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間:2011年12月1日から2日
調査実施機関:楽天リサーチ株式会社
◆関連サイト
■楽天マネーサービス URL ⇒ http://money.rakuten.co.jp/
楽天が提供する金融サービスをワンストップでご紹介。また、楽天カード、楽天証券、楽天銀行ほか、多数の金融機関の口座情報が楽天会員IDとパスワードだけで一覧表示できる「口座管理サービス」も提供中。
以 上