Article Detail
バンドー化学、機能分離仕様のバンコランクリーニングブレード「G−module」を販売
電子写真出力機器向けに機能分離仕様のバンコランクリーニングブレードG−moduleをラインナップ
当社は、このたび電子写真出力機器(複写機、複合機、プリンター等)向けにクリーニングブレードのポリウレタンゴム材の機能分離などにより、構成部材をモジュール化したバンコランクリーニングブレードG−moduleをラインナップに加え、2011年12月から販売開始しましたので、お知らせいたします。
1.開発の背景・ねらい
昨今、電子写真出力機器は、高画質化・高速化に伴い、トナーの球状化・小粒径化が進み、残留トナーのクリーニング条件が非常に厳しくなっており、重要部品の1つであるクリーニングブレードには、高いクリーニング性能、長寿命などのニーズがより一層高まってきております。
このような中、当社では、構成部材をモジュール化し標準化対応することができる機能分離仕様のバンコランクリーニングブレードG−moduleを新たに開発いたしました。
2.特長
(1)エッジ部と支持部を別々のポリウレタンゴムで構成した機能分離構造により、耐摩耗性、耐カケ性、永久ひずみなどに優れ、さまざまな使用環境で高いクリーニング性能を有しています。
(2)独自の製法によりクリーニング特性に重要な厚み精度を格段に向上しています。
(G−module ±0.02mm 従来品 ±0.1mm)
(3)構成部材をモジュール化することにより、これまで多数あったゴム配合の統合を実現、また取り付け位置を標準化することで、1つの構成でさまざまな電子写真出力機器への展開が可能になります。
写真1 G−module ポリウレタンゴム材
図1 G−module 構造図
※ 関連資料参照
3.販売目標
2012年度 約2.5億円を目指します。
以上