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BM LinkSプロジェクト委員会、オフィスデバイス管理標準SDKなどをSIer向けに無償提供
マルチベンダーのプリンタ・複合機を活用するアプリケーションを開発可能に
〜BMLinkS機器に対応したオフィスデバイス管理標準SDKとプリントクライアントSDKをSIer向けに無償で提供開始〜
社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(東京都港区西新橋 3−25−33 NP 御成門ビル、会長 山本忠人)傘下の、参加企業(9社)による「BMLinkS プロジェクト委員会」では、マルチファンクション機器(複合機)を始めとするオフィス機器を効率的に活用いただくために、オフィスデバイス管理標準SDKとプリントクライアントSDKを、2011年12月よりシステムインテグレーター(SIer)向けに無償で提供開始いたします。
・オフィスデバイス管理標準SDK
BMLinkS オフィスデバイス管理標準インターフェイスを使って、マルチベンダーのオフィス機器を統合的に管理するアプリケーションソフトウエアを作成するための開発キットです。これまでは、BMLinkS プロジェクト委員会の会員のみが利用できましたが、会員外の方にも広くご利用いただけるようになりました。
・プリントクライアントSDK
BMLinkS対応機器のプリントサービスを利用するソフトウェアを作成するための開発キットを、新たに開発しました。オフィスデバイス管理標準SDKと同様に、会員外の方にもご利用いただけます。
これらのSDKを利用することによって、SIerは複数ベンダーのオフィス機器からの印刷や、効率的な管理を行うためのアプリケーションを、容易に開発することが可能になりました。
一方、ユーザやIT管理者は、複数ベンダーのオフィス機器が混在した使用環境においても、全てのBMLinkS対応機器に対し、統一的な方法でプリントアウトを得ることや、機器の設定、監視、及び利用履歴情報の取得ができるようになります。
・今後の取り組み
BMLinkS プロジェクト委員会では、昨今の使用電力量抑制やピーク電力抑制の社会的要請に応えるため、オフィスデバイスの環境に関する見える化と制御の実現に向けた業界標準の制定を進めています。標準の制定は来年5月を予定しており、オフィスデバイス管理標準SDKを強化することで、見える化と制御も利用可能にしてまいります。
オフィスデバイス管理標準SDK、プリントクライアントSDKに関する詳細、および今後の取り組みについては、次のURLをご参照下さい。
http://www.jbmia.or.jp/bmlinks/press/BMLinkS_Doc_20111130.pdf
「BMLinkS プロジェクト委員会の活動」
BMLinkS プロジェクト委員会は、標準化・共通化活動を通じて、BMLinkS標準を採用したマルチベンダーのオフィス機器やオフィスソフトウェアが、ネットワークを介して相互に接続し、文書のスキャン・ストレージ・プリント、および機器管理等を通じて、知的生産者の活動成果である知識を流通できる環境構築を推進しています。
2003年5月にプリントサービスに対応した機器が8機種認証されて以来、スキャンサービス/ストレージサービスの追加、デバイス管理/セキュリティへの応用と拡大を図り、累計で500機種を越えるBMLinkS対応機器が市場に出されています。
「BMLinkS プロジェクト委員会参加企業」(50音順)
キヤノン株式会社、株式会社グレープシステム、コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社、シャープ株式会社、東芝テック株式会社、株式会社ビッグバレー、富士ゼロックス株式会社、株式会社リコー、理想科学工業株式会社(計9社)
「BMLinkS のホームページ」
http://www.jbmia.or.jp/bmlinks/
※参考資料は添付の関連資料を参照
以 上