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豊田通商、イラク・バグダッドに駐在員事務所を開設
イラク共和国/バグダッド市に駐在員事務所を開設
〜同国の復興・開発に向けた支援強化と新事業の開拓を推進〜
豊田通商株式会社(本社:名古屋市、社長:加留部淳、以下「豊田通商」)は、2012年4月、イラク共和国バグダッド市に駐在員事務所を開設することを決定しました。
1.背景
豊田通商は、1970年代にイラク電力省から日本企業として初めて、ガスタービン発電所の建設契約を受注するなど、古くから同国におい てビジネス基盤を構築してきました。
また、同国を重点国の一つに位置付け、2009年には現地パートナーとバグダッド市およびエルビル市でトヨタ車のユーザーにアフターサービスを提供するTASS(Toyota Authorized Service Station)と呼ばれるサービス拠点を展開するなど、商社の中でもいち早く、戦後の本格的な同国の復興に向けた取組みを進めております。
なかでも、豊田通商のこれまでのイラク復興支援事業の受注総額は約1,200億円に上り、日本企業による取り組みとしては最大となっています。
今回、バグダッド市に駐在員事務所を開設することで、イラクの復興・開発に向けた支援の更なる迅速化、円滑化を図るとともに、既存ビジネスの深耕と新規事業の開拓を積極的に進め、同国の発展ひいては中東地域の安定化に寄与してまいります。
2.バグダッド駐在員事務所の概要
所在地:イラク共和国 バグダッド市 インターナショナルゾーン
設立:2012年4月(予定)
業務内容:原油取引、変電設備・港湾設備等のインフラ設備、建設機械・産業機械、自動車等の市場調査、ビジネス情報収集