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日本チェーンストア協会、10月の販売概況を発表
平成23年10月度・チェーンストア販売概況
★全体の概況
平成23年10月度は、衣料品、住関品が好調だったものの、食料品の動きが鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は3カ月連続のマイナスとなった。
※会員企業数 60社/店舗数 8,042店
※総販売額 10,443億円(店舗調整前) 103.5%(店舗調整後) 99.1%
<部門別の概況>
・食料品 6,451億円(店舗調整前) 101.9%(店舗調整後) 97.8%
・衣料品 1,181億円(店舗調整前) 108.3%(店舗調整後) 101.2%
・住関品 2,113億円(店舗調整前) 105.0%(店舗調整後) 100.8%
・サービス 33億円(店舗調整前) 87.2%(店舗調整後) 91.7%
・その他 663億円(店舗調整前) 108.2%(店舗調整後) 103.4%
★商品別の動き
<食 料 品>
●農産品は、野菜は、トマト、大根は好調だが、前年の相場高の反動でキャベツ、ねぎ、レタス、ばれいしょ、玉ねぎは不調。果物は、みかん、柿、バナナは好調だが、ぶどう、なし、りんごは不調。
●畜産品は、和牛は不調だが、鶏肉、豚肉は好調。ベーコンの動きは良かった。
●水産品は、鮮魚はサンマは好調だが、カツオ、マグロは不調。カキ等貝類も不調。造り盛り合わせは好調。塩鮭、たらこ、明太子、開き物は好調。
●惣菜は、中華惣菜、煮惣菜、焼物は好調だが、揚物は不調。要冷惣菜はサラダなど洋惣菜は好調。米飯の動きは良かった。
●その他食品は、米、調味料、パン類は好調だが、飲料、インスタントコーヒーは不調。洋風デイリーはバター等乳製品、デザートは好調だが、アイスクリーム、冷凍食品は不調。和風デイリーは月後半の気温高により練製品、豆腐、こんにゃく等なべ物商材関連品の動きは鈍かった。
<衣 料 品>
秋冬物は上旬は好調に推移したが、下旬の気温高により失速。
●紳士衣料は、スーツ、スラックス、カジュアルパンツは好調だが、コート、ジャケットは不調。
●婦人衣料は、フォーマル、セーター、パンツ、スカートは好調だが、ブラウス、カットソーは不調。
●その他衣料・洋品は、肌着、子供は不調だが、ホームウェア、スクールは好調。雨傘、レイングッズの動きは鈍かった。
<住 関 品>
●日用雑貨品は、調理器物、弁当箱、フライパン、鍋・ケトルは好調だが、TVゲーム等玩具は不調。
●医薬・化粧品は医薬品は好調だが、健康食品は不調。化粧品はフェイスケア、ヘアメイクは好調だが、ヘアケア、フェイスメイク、ボディケア、メンズは不調。防虫剤は好調。
●家具・インテリアは、家具は押入れ・クローゼット収納は好調だが、収納家具は不調。寝具・寝装品は布団、枕は好調。インテリアはカーペットは好調。
●家電製品は、石油ストーブ、電気毛布、電気ストーブは好調だが、テレビ、エアコン、冷蔵庫は不調。
●その他商品は、自転車、スポーツシューズは好調。
<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
また、食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.3%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報) 平成23年10月度速報」は、添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます ※
ホームページアドレス ;http://www.jcsa.gr.jp