ＴＪＭデザイン、先端がドライバー硬度のカッター「ドライバーカッター」２タイプを発売

先端がドライバー硬度のカッター

「ドライバーカッター」に発展品２種

替え刃内蔵、ノンスリップグリップの「ドライバーカッターＬ５６０／Ｌ５６１」セフホルスター付　「ドライバーカッターＬ５００／Ｌ５６０セフホルスター」


　株式会社ＴＪＭデザイン（社長・田島庸助、本社・東京都板橋区）は、カッターホルダーにドライバーの硬さと同じ硬度のステンレス鋼を採用し＝写真右、先端で突く・こじる・（ネジを）回す等の軽作業もできる「ドライバーカッター」を本年９月に業界に先駆けて発売。好評を得て、２タイプの発展品を１２月１日から発売します。

　グリップにエラストマー（軟質樹脂）をダブル・インジェクションしました。手に穏やかで滑りにくく、軍手の上からでもしっかり握れて力が入ります。

　ホルダー内に替刃２枚を内蔵しました。

　グリップ内に天地３ｍｍ　程度の空間を金属ホルダーに沿わせて設け、替刃２枚を内蔵しました。予備ブレードを持てない軽装備で行う高所作業などでの替刃交換をサポートします。

　ホルスター（鞘）を装備しました。ドライバーカッターの形状に合わせた専用ホルスターで、独立して作業ベルトに装備できます。特長は、（１）ロック付です。激しい作業の中でも脱落しません。（２）ロックボタンを押せばワンタッチで解除でき、スムーズに引き抜けます。戻すときは差すだけ、カチッという音でロックを確認できます。（３）ホルスターは４５度回転します。最適な角度が選べます。（４）ホルスターは樹脂製、ベルト通しはエラストマー製で、切れ・摩れにくく、雨・油にも型崩れしません。

　ドライバーカッターＬ５６０／Ｌ５６１：８２９円（本体価格７９０円）
　ドライバーカッターＬ５００セフホルスター：１，４７０円（本体価格１，４００円）
　ドライバーカッターＬ５６０セフホルスター：１，６２７円（本体価格１，５５０円）


＜ドライバーカッターの基本特長＞

■カッターホルダー（金属部）に硬度Ｈｖ５８０のステンレス鋼を採用。これは日本工業規格（ＪＩＳ）のドライバー硬度規格に該当します。通常（当社）のカッターホルダーの約３．５倍の硬度です。カッターホルダーの先端で、こじる・突く・引っかく・（ネジを）回す等の作業もできます。このフィンに似た機能を有していることをメッセージするため、カッター先端部をドライバー形に加工しました。

■安全ロープ取り付け環はカッターホルダーと一体成形。高い強度を維持します。

■刃かけに強いタジマツール「凄刃黒」（商品名）を標準装備

■スライド式のオートロックタイプ、ネジでブレードを固定するネジロックタイプの２タイプを発売（セフホルダー付はオートロックのみ）

＜ドライバーカッターの開発背景＞
■開発の背景は、（１）カッター買い替えのトップは、「落下させてホルダー先端部を曲げてしまった」で、先端部鋼材の強度アップを追求していました。（２）現場にモニターすると、カッター先端部はつぶれたり曲がったりしているものがほとんどで、最も身近にあるカッターが万能・多機能工具として利用されていることがわかりました。こうした背景から、ドライバーと同等の硬度のカッターホルダーの開発を目指しました。

　２０１１年１２月１日発売


　※　製品画像などは、関連資料参照