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マクロミル、タバコの値上げで禁煙を始めた成人を対象「禁煙に関する調査」を実施
〜タバコ値上げから1ヵ月〜
禁煙に関する調査
■禁煙開始から1ヵ月、「一本も吸っていない」6割。
「何度か吸ってしまったが続いている」、2割「禁煙を諦めた」2割。
■タバコに手をだすタイミングは「3日目」が最多。
■禁煙にかけるひと月の予算は、平均2,188円。
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:杉本哲哉)は、本年10月のタバコの値上げをきっかけに禁煙を始めた全国の成人を対象に、「禁煙に関する調査」を実施いたしました。
調査手法はインターネットリサーチ。調査時期は、禁煙開始1ヵ月後の2010年11月1日(月)〜11月2日(火)。有効回答数は500名から得られました。
【調査結果概要】
【1】禁煙から1ヵ月、「1本も吸っていない」62%。
「何度か吸ってしまったが、続いている」18%、「禁煙を諦めた」20%
本年10月のタバコの値上げをきっかけに禁煙を始めた人に、11月1日時点の禁煙の状況について尋ねたところ、「1本も吸わずに禁煙が続いている」という人は62%でした。「何度か吸ってしまったが、続いている」と回答した人は18%、「禁煙を諦めた」と回答した人が20%で、タバコに手を出してしまった人は合計で38%となりました。
男女別にみると、男性では4人に1人が「禁煙を諦めた(24%)」と回答しており、女性(12%)よりも禁煙を断念した人が多くなっています。年代別にみると、高齢層ほど禁煙を断念した比率が高い結果でした。
また、家族に喫煙者がいる場合では、「1本も吸わずに禁煙が続いている」という回答が55%にとどまっており、禁煙の意志を妨げていることが推察されます。
禁煙が続いている人に成功の要因を尋ねると、‘意志の強さ’‘気合い’‘我慢’‘根性’‘忍耐’といった精神面の強さを挙げる意見が大半を占めました。
【2】禁煙中にタバコに手をだすタイミングは「3日目」が最多。
禁煙中に何度かタバコを吸ってしまった人、禁煙を諦めた人に、禁煙を始めて何日目にタバコを吸ってしまったか尋ねたところ、「3日目」が24%で最多でした。また、一週間以内にタバコを吸ってしまった人は66%となっています。
禁煙中についタバコを吸ってしまった時の状況について尋ねたところ、「イライラしていた」が43%で最も多く、次いで「隣の人が吸っていた時にもらいタバコした」が30%となりました。
【3】禁煙にかける1ヵ月の予算は、平均2,188円。
禁煙を継続している人に、禁煙のために行っていることを尋ねたところ、「飴やガムで口寂しさを紛らわす」が48%で最も多く、次いで「水分を多く摂取する」14%、「電子タバコを使う」12%となりました。
禁煙にかける1ヵ月の予算を尋ねると、平均で2,188円でした。「お金をかけない」という回答が43%ありましたが、「5,000円以上」も20%おり、予算にばらつきがあるようです。ヘビースモーカーほど予算が高く、1日に1箱未満の人で1,625円、1日に1〜2箱未満の人では2,530円と差が開きました。
今後の禁煙については、禁煙継続者の9割が「継続に自信がある」と回答している一方で、タバコに対する気持ちを尋ねると「本当は吸いたい」「よいコミュニケ―ションツールだった」などタバコを名残惜しむ声も多くあがっていました。
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照