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東日製作所、AC1000Vの絶縁性能を持つ単能形絶縁トルクレンチ「QSPZシリーズ」2製品を発売
(株)東日製作所 シンプルでローコストな 単能形絶縁トルクレンチ「QSPZシリーズ」を新発売
電気自動車やハイブリッドカーの開発/製造/保守、電設工事など向けの絶縁トルク機器をさらに拡充
株式会社東日製作所は、AC1000Vの絶縁性能を持つ単能形絶縁トルクレンチ「QSPZシリーズ」2製品を発売いたします。
【製品名称】:単能形絶縁トルクレンチ
【型式】QSPZ25N、QSPZ100N4
【受注開始/販売開始日】受注開始:2011/11/21 販売開始:2011/12/1
【価格】QSPZ25N:29500円、QSPZ100N4:33100円 ※価格はすべて税別
型式名:QSPZ25N
トルク調整範囲(N・m):5〜25
価格(円):29500
型式名:QSPZ100N4
トルク調整範囲(N・m):20〜100
価格(円):33100
*製品画像は添付の関連資料を参照
【開発の経緯】
東日では既に絶縁トルクレンチとしてプリロック形絶縁トルクレンチ「PQLZシリーズ(2製品)」があります。
プリロック形はトルク目盛があり、締め付け完了の「カチン!」を知らせるトルク値の設定をユーザーが容易に変更することができます。ところがトルク目盛を設ける事は構造的に複雑になり、コストがかかります。特に同一ボルトの繰り返し締め付け作業しか行わないユーザーでは、必要の無い機能(仕様)にコストをかけるムダになるとのご意見をいただき、トルク目盛の無い単能形の絶縁トルクレンチを開発いたしました。 ※トルク目盛のある、プリロック形絶縁トルクレンチPQLZ25Nは38900円、PQLZ100N4は43000円とQSPZシリーズは2割以上安価です。
(ご参考)「プリセット形・単能形・プリロック形トルクレンチの違い」
http://tohnichi.jp/product/pdf/tohnichi-preset_prelock_single-function_torque_wrench.pdf
【QSPZシリーズの主な特長】
1)絶縁性能はAC1000V。トルク精度は±3%。(販売中のプリロック形絶縁トルクレンチPQLZシリーズと同じ)
2)トルク目盛の無い「単能形トルクレンチ」。同じボルト(同トルク)の繰り返し締め付け作業に最適。
3)コスト増となる機構的に複雑なトルク目盛部分が無くシンプルでローコスト。(プリロック形のPQLZシリーズより2割以上安価)
4)締め付け完了を知らせる「カチン!」のトルク値の変更は専用の調整工具が必要。締め付け作業中に勝手にトルク調整をされる心配が少なく、機器設定の不用意な変更による締め付け不良(ヒューマンエラー)を防止できる。
※QSPZシリーズは、新品ご注文時に「カチン!」となる締め付けトルク値をご指定すれば、無料で設定して出荷します。
【QSPZシリーズの用途】
・電気自動車やハイブリッドカーの試作/開発/製造/保守。
・電設工事、電気工事、無停電電源装置(UPS)、受発電設備工事。
・どうしても電源を落とせない「活線作業」や、電気が溜まっている可能性の高い工事。
【東日製作所】 http://tohnichi.jp/
株式会社東日製作所(本社:東京都大田区、設立年:1949年5月、代表取締役:辻修)はトルク機器のトップメーカー(*1)です。
Your Torque Partnerのブランドスローガンの下、トルク技術を通じて安全な社会の実現に寄与致します。また4つのサービス(製品サービス・ビフォアサービス・アフターサービス・ワールドワイドサービス)により安心して東日製品がお使い戴けるよう努力しております。
*1 「産業創出の地域構想」(東洋経済新報社刊)より