日立ソリューションズ、マルタ共和国の公立小・中学校全教室に導入する電子黒板を受注

マルタ共和国の公立小・中学校全教室に導入する電子黒板「ＳｔａｒＢｏａｒｄ」を受注
教育現場へのＩＣＴ普及を支援し、生徒の学力向上に貢献



　株式会社日立ソリューションズ（本社：東京都品川区、取締役社長：林　雅博／以下、日立ソリューションズ）は、マルタ共和国の公立小学校と中学校の全教室へ導入する電子黒板「ＳｔａｒＢｏａｒｄ」１，８００台を受注しました。

　マルタ共和国の文部科学省（Ｍｉｎｉｓｔｅｒ　ｏｆ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ，　Ｅｍｐｌｏｙｍｅｎｔ　ａｎｄ　ｔｈｅ　Ｆａｍｉｌｙ、ＭＥＥＦ）と情報技術振興機構（Ｍａｌｔａ　Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ　Ａｇｅｎｃｙ、ＭＩＴＡ）は、教育現場のＩＣＴ環境整備プロジェクトに共同で取り組んでいます。本プロジェクトでは、電子黒板が生徒の興味を惹きつける参加型授業を実現し、かつ、教師が専門知識を持たなくても使えるＩＣＴツールであると考えて、各教室への導入を推進・検討した結果、日立ソリューションズの「ＳｔａｒＢｏａｒｄ」を公立の小・中学校全教室へ導入する電子黒板として採用しました。日立ソリューションズは約１，８００台を受注し、２０１１年１０月末までに１，５３０台の導入を終え、１２月末までに全教室に納入を完了する予定です。また、今後５年間にわたり保守サポートを実施します。
　マルタ共和国では、英国ケンブリッジ大学出版局のデジタル教材の導入も決定しており、ケンブリッジ大学出版局と合弁会社を設立している当社は今後、教育コンテンツの提供も含めて、マルタ共和国の教育現場へのＩＣＴ普及に貢献していきます。
　また、地中海の真ん中に位置するマルタ共和国の電子黒板の導入によって周辺諸国への波及も考えられます。今後、日立ソリューションズでは南ヨーロッパ・中東・北アフリカへの販売推進にも注力し、電子黒板「ＳｔａｒＢｏａｒｄ」を中核にコンテンツ配信まで含めたソリューションビジネスをグローバルに展開していきます。


※参考画像は、添付の関連資料を参照


■「ＳｔａｒＢｏａｒｄ」の特長

１．指や手でも操作可能
　専用の電子ペンや指、手による入力の他、スタイラスペン（指示棒）でも、パソコンのマウス操作や文字の書き込みが可能です。

２．マルチインプットを実現
　３人による同時書き込みが可能です。また、マルチインプットを活かした２本指による拡大・縮小ジェスチャや、手の平によるスクロール操作もできます。

３．学校向けコンテンツの充実
　ＳｔａｒＢｏａｒｄ　Ｓｏｆｔｗａｒｅには数学、地理、理科などの小学校向けのコンテンツがあらかじめ同梱されており、教材づくりなどの授業準備時間の短縮を実現します。

４．多言語対応
　ＳｔａｒＢｏａｒｄ　Ｓｏｆｔｗａｒｅは多言語に対応し、再起動することなく表示言語を世界３０カ国以上の言語に切り替えができるため、スムーズな授業の実施が可能です。

５．電子黒板活用コミュニティサイト「「スタボひろば」の開設
　「スタボひろば」はデジタル教材などのコンテンツやその使い方、電子黒板「ＳｔａｒＢｏａｒｄ」の活用例を紹介するコミュニティサイトです。


■マルタ共和国について
　マルタ共和国は地中海の島国であり、イタリア半島に隣接したシチリア島の南に位置しています。首都はバレッタ、人口は約４１万人（２００９年末）であり、言語はマルタ語および英語が公用語です。イギリス連邦と欧州連合に加盟しています。


■製品紹介ＵＲＬ：
　http://www.hitachi-solutions.co.jp/starboard/sp/


＜商品・サービスに関するお問い合わせ先＞

■日立ソリューションズ　問い合わせ窓口
　ＵＲＬ：https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/
　Ｔｅｌ：０１２０−５７１−４８８


※「ＳｔａｒＢｏａｒｄ」「スタボ」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。