ダイキン、自然冷媒（ＣＯ２）ヒートポンプ給湯機「ダイキンエコキュートＸシリーズ」６機種を発売

２０１１年度　自然冷媒（ＣＯ２）ヒートポンプ給湯機

沸き上げ制御の最適化で省エネ性が進化した
『ダイキンエコキュート　Ｘシリーズ』を新発売



　ダイキン工業株式会社は、年間給湯保温効率（ＪＩＳ）（※１）３．２を達成した商品を含む、角型フルオート（※２）タイプ『ダイキンエコキュートＸシリーズ』６機種を２０１１年１１月２５日より発売します。本シリーズは、日本工業規格（ＪＩＳ）の年間給湯保温効率の性能表示に対応しています。
　従来からの多彩な省エネ技術に加え、沸き上げ制御を最適化することで、省エネ性を向上させました。また、湯量不足による夜間以外での沸き上げ運転時においてもピーク負荷時間を極力避ける「スマートおまかせ運転」や、節電・節水行動を分かりやすくナビゲートする「エコ確認」機能に関しても継続して搭載しており、省エネ・節電を商品のコンセプトとしています。


【新商品の特長】

１．多彩な省エネ技術に加え、沸き上げ制御を最適化し、年間給湯保温効率（ＪＩＳ）３．２を実現
　エコキュートは、気温の変化やお湯の使い方によって、最適な運転方法が変わります。そこで、貯湯ユニットの温度、外気温度、沸き上げ温度から、使用状況の変化に応じて、ヒートポンプユニットの運転（冷媒制御）を最適化することで、従来機に比べて熱交換効率を約６％向上させ年間給湯保温効率（ＪＩＳ）３．２を実現しました。

（多彩な省エネ技術）
　・ダイキン独自の「膨張水水排出構造」で、沸き上げ時に発生する膨張水をお湯ではなく水で排出し、エネルギーロスを低減。
　・真空断熱材を使用し、放熱ロスを低減、保温性能を向上。
　・「高効率スイングコンプレッサー」で、低回転でも従来と同じ冷媒循環量を確保し、消費電力を低減。


２．給湯量不足時の運転において電力ピークを極力避ける「スマートおまかせ運転」搭載
　湯量設定（おまかせモード）において、通常より多くのお湯を使用し、夜間に沸き上げた貯湯量で賄えないと機器が判断した場合、夜間以外での沸き上げを開始します。この場合、学習機能で予測した給湯使用パターンに応じて、昼間の電力負荷ピーク時間を極力避けた運転制御を行い節電に貢献します。さらに、任意の選択により夜間時間帯まで確実に沸き上げを停止し、節電に対応する「エコ停止」機能に関しても継続して採用しています。


３．ユーザーの節電・節水行動をサポートする「エコ確認」機能を搭載
　ご家庭でのお湯の使用状況を分析し、無駄なくお湯を使う上手な節約術をナビゲートします。例えば、洗面時のお湯の流し放しや長時間の保温など、お客様が気づきにくい無駄をお知らせし、節電・節水のためのワンポイントアドバイスを行うことで、省エネ意識の向上による電気代の削減をサポートします。


【その他の特長】
　◆「貯湯ユニット防汚コート」：貯湯ユニット外装に汚れがつきにくい防汚コートを新採用。
　◆「フルカラー液晶リモコン」：リモコン表示部にフルカラー液晶を採用。「ＢＧＭ」や「入浴体操ナビ」などの機能も継続して採用しています。


【価格・発売時期】

　※添付の関連資料を参照


※「参考資料：機能の詳細」・製品画像は、添付の関連資料を参照