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サノフィ・アベンティス、超速効型インスリンアナログ製剤「アピドラ」を供給を再開

2011-10-27

超速効型インスリンアナログ製剤「アピドラ(R)」の供給について


 サノフィ・アベンティス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジェズ・モールディング、以下「サノフィ・アベンティス」)は、超速効型インスリンアナログ製剤「アピドラ(R)」(一般名:インスリン グルリジン[遺伝子組換え])について、日本向け製品の供給再開の見通しが立ちましたことをお知らせいたします。

 「アピドラ(R)」の製造元であるドイツ・フランクフルトの製造所において、製造工程の不具合により「アピドラ(R)注ソロスター(R)」及び「アピドラ(R)注カート」の生産を一時停止しておりましたが、一日も早い供給再開に向けてあらゆる努力を続けた結果、同工場において日本向けの代替の製造ラインを確保することができました。さらに同ラインで生産された「アピドラ(R)」が品質評価に適合し、適格性を有することを確認した後、日本に向けて輸送いたしました。日本に到着後、弊社川越工場において検査・包装を行い、10月末には特約店に出荷できる予定です。

 また、日本向けの長期的な生産供給計画を策定し今後の必要量を確保いたしましたので、日本において「アピドラ(R)」をお使いになる患者さんへの全ての処方のために、継続して供給出来る見通しとなりました。

 サノフィ・アベンティスは、このたびの問題において「アピドラ(R)」をお使いいただいている患者さんおよび医療関係者の方々へ多大なご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。今後は、「アピドラ(R)」の安定的供給の徹底に全社を挙げて一層努めてまいります。


以 上


<「アピドラ(R)」について>
 「アピドラ」(一般名:インスリン グルリジン[遺伝子組換え])は、インスリン療法が適応となる糖尿病患者を対象に投与される超速効型インスリンアナログ製剤で、毎食直前に皮下注射されます。特徴的な製剤設計により、皮下投与後の速やかな吸収と短時間での消失、生理的な追加インスリン分泌パターンの再現が期待できます。「アピドラ(R)」はHbA1c値ならびに食後血糖値を改善します。海外では、アメリカ、欧州で2004年に承認を取得し、現在80カ国以上で承認されています。国内では、2009年4月に製造販売承認を取得し、6月より販売を開始しました。


サノフィ・アベンティス株式会社について>
 サノフィ・アベンティスは、約3,000人の従業員を擁し、「日本の健康と笑顔に貢献し、最も信頼されるヘルスケアリーダーになる」をビジョンに、医療用医薬品の開発・製造・販売を行っています。詳細は、http://www.sanofiaventis.co.jpをご参照ください。サノフィ・アベンティスは、サノフィ・グループの一員です。


※製品概要は添付の関連資料を参照

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