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日本気象協会、2012年春の花粉飛散予測(第1報)を発表

2011-10-15

2012年春の花粉飛散予測(第1報)
〜例年並も注意!中国・近畿から北海道は例年並かやや多い飛散に〜



 一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:松尾道彦)は、2011年10月12日(水)に全国・都道府県別の2012年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第1報)を発表します。また、詳細な情報を、「2012年春の花粉総飛散数 予測資料」として販売します。
 2012年春の花粉の飛散数は、2011年の春に比べると30〜70%と少ないですが、例年に比べると多くの地域で同じかやや多い見込みです。
 日本気象協会は1987年より花粉飛散予測と情報提供をおこなっていますが、長年の観測値から近年の花粉飛散数を分析したところ、増加傾向にあることがわかっています。2012年春は今年2011年のような大飛散にはならない予想ですが、例年どおりの注意が必要です。
 この予測は、全国の今夏の気象条件を基に作成したもので、今後の花芽調査などのデータを基に内容を更新する予定です。今後も日本気象協会の花粉予測に注目いただき、来春の花粉対策に向け、お役立てください。


1.全国予測の概況

[1]概況−例年並かやや多い、2011年比30〜70%−
 2012年春のスギ及びヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、中国・近畿地方から北海道にかけての多くの地域は例年並か例年よりやや多いでしょう。九州と四国地方は例年よりやや少ないでしょう。花粉の飛散数が多かった2011年の春に比べると少なく、30〜70%の所が多い見込みです。

※参考図は、添付の関連資料を参照


[2]花粉の飛散と夏の天候−2011年夏は猛暑、日照時間に地域差−
 花粉の飛散数は夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなります。
 2011年の夏の気温は、全国的に平年より高くなりました。日照時間は、近畿地方から北海道にかけての地域は平年並、九州・四国・中国地方は平年より少なくなりました。降水量は、中国・近畿地方から北海道にかけては平年並か平年より少なく、九州・四国地方は平年より多くなりました。
 これらのことから、2012年春の花粉の飛散数は、中国・近畿地方から北海道にかけての多くの地域は例年並か例年よりやや多いでしょう。九州と四国は例年よりやや少ない見込みです。
 2011年の夏の気象は、記録的な猛暑となった2010年の夏に比べると花芽が多く形成される気象条件にはなりませんでした。このため、2012年春の花粉の飛散数は2011年の春に比べると少なく、30〜70%の所が多い見込みです。


※以下、「花粉飛散数の推移」などリリースの詳細は、添付の関連資料を参照

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