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JR東日本など7社、海外に向けて鉄道コンサルティング業務を行なう新会社を共同で設立
海外鉄道コンサルティング会社の設立について
東日本旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、東京地下鉄株式会社、九州旅客鉄道株式会社、日本貨物鉄道株式会社、東京急行電鉄株式会社および京阪電気鉄道株式会社は、海外に向けて鉄道コンサルティング業務を行なう会社(以下「新会社」という。)を共同で設立することで合意しました。
世界的な環境重視、新興国の成長の中で、公共交通機関としての鉄道への関心が高まり、世界の各地において多くの鉄道プロジェクトが検討され、また具体化されています。また、その発注形態も、車両、信号等の単体のみならず、運営・維持を含む鉄道システム全体を対象とするものが増加しています。このような中で、鉄道の運営管理業務のノウハウを持った海外鉄道コンサルティングの役割は、非常に重要となってきています。
新会社は、都市鉄道、高速鉄道、貨物鉄道等に関するさまざまな実績、ノウハウを持った鉄道事業者の出資により設立します。そして、既存の関連する企業等とも連携しつつ、海外鉄道の調査、計画、設計、施工監理、運営・維持といったあらゆる段階をサポートし、オールジャパンの会社として各国の鉄道の発展に貢献してまいります。
新会社の概要は次のとおりです。
<会社概要(予定)>
商号:日本(にっぽん)コンサルタンツ株式会社
英名:Japan International Consultants for Transportation Co.,Ltd.(略称:JIC)
本店所在地:東京都渋谷区
設立日:2011年11月1日
資本金:4億8,000万円
出資構成:東日本旅客鉄道株式会社 54%
西日本旅客鉄道株式会社 21%
東京地下鉄株式会社 21%
九州旅客鉄道株式会社 1%
日本貨物鉄道株式会社 1%
東京急行電鉄株式会社 1%
京阪電気鉄道株式会社 1%
代表者:代表取締役社長 田中正典(予定)
主な業務:鉄道プロジェクトに関する調査、鉄道・その他交通システムに関するコンサルティング、海外への鉄道専門家の派遣、海外の鉄道関係者の受入および教育訓練 等
※準備作業を進めたうえ、2012年春の本格的な営業開始を予定しております。