ＮＴＴデータスミス、世界３５ヶ国におけるＣＳＲに関する消費者の意識調査結果を発表

世界に比べ日本の消費者のＣＳＲ（企業の社会的責任）

に対する関心は高く、企業を見る目はかなり厳しい。


　（株）ＮＴＴデータ・スミスはカナダの社会調査機関グローブスキャン社　http://www.globescan.com/　と共同で世界３５ヶ国におけるＣＳＲに関する消費者の意識調査を実施しました。
　その結果次のようなことが明らかとなりました。

　・一般消費者にとっての企業の社会的責任（ＣＳＲ）とは企業が「正直であり、信頼され、倫理的である」ことであった。

　・日本の消費者で、この一年間に企業のＣＳＲ活動への取組みについて聞いたり読んだりしたことがあった人は４４％であり、世界全体の３０％に比べ高く、ＣＳＲへの関心が高いことを示していた。

　・何らかのＣＳＲレポートを閲読した経験のある日本人は４０％で、世界全体の２３％に比べかなり多く、ＣＳＲへの関心の深さを示している。

　・世界の消費者は企業の４２％が全力をあげてＣＳＲに取組んでいると考えているが、日本の消費者では２３％であり、企業のＣＳＲ活動を見る日本人の目は非常に厳しい。

　・消費者の多くは「利益をあげ、雇用を確保し、税貢献する」ことがＣＳＲを果たすベストな方法であると考えている。

　・日本においてＣＳＲを果たしていると考える消費者が多い業種は「自動車業界」と「電子機器、電気製品業界」であった。また、ＣＳＲを果たしている理由としては、日本では５４％と半数以上が「環境保護活動、環境に優しい製品の提供」を回答していたが、一方、世界全体では１５％に過ぎず、むしろ「製品・サービスの品質が良い」がより多く回答されていた。


　※以下、主要結果概要は添付の関連資料を参照