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JX日鉱日石エネルギーと日産自、「家とクルマの新しいエネルギー提案」に向けた共同実証試験を実施

2011-10-06

「家とクルマの新しいエネルギー提案」 日産自動車との共同実証試験を実施
〜「SOFC型エネファーム」×「V2H対応 日産リーフ」×「ENEOS EV急速充電ステーション」〜


 当社(社長:木村康)は、日産自動車株式会社(代表取締役会長兼社長兼最高経営責任者 カルロス・ゴーン/以下、「日産自動車」)の協力のもと、当社が開発した世界最高の発電効率を有するSOFC型(※1)家庭用燃料電池エネファーム」、日産自動車が開発した電力を住宅へ供給することが可能なV2H(Vehicle to Home)対応の電気自動車「リーフ」(以下、「V2HEV」)、ならびにEV急速充電器を設置したENEOSサービスステーション(以下、「EV急速充電ステーション」)(※2)の利用による、「家とクルマの新しいエネルギー提案」に向けた共同実証試験を実施しますので、お知らせいたします。

 本実証試験は、「エネファーム」と「電気自動車」という2つの環境性能に優れた製品を組み合わせることで、家とクルマのトータルでのエネルギーの低炭素化を目指すものであり、当社が住宅向けエネルギー機器等の実証試験を行なっている「ENEOS創エネハウス」(横浜市港北区)で、2012年に開始する予定です。
 具体的には、家庭の消費電力が少ない時間帯には「エネファーム」で発電した電力で「V2HEV」の充電を行い、家庭での消費電力を「エネファーム」では賄えない時間帯には、「V2HEV」から家庭へ電力供給を行うことによる「エネファーム」の稼働率向上について検証します。
 また、ドライブ用の電力不足の回避には「EV急速充電ステーション」を利用し、そこでの電力供給の一部に太陽光発電を用いることによる、家とクルマのエネルギーの更なる低炭素化を実証してまいります。

 当社は、総合エネルギー企業として、「省エネ」「再エネ」「自立」をキーワードとするENEOS創エネ事業の展開を進めており、2012年夏には家庭用の「オリジナル蓄電池システム」を用いた自立・分散型エネルギーシステムの提供を開始する予定ですが、これに加え、本実証試験では、電気自動車ユーザー向けの自立・分散型エネルギーシステムの早期の実用化に向けて取り組んでまいります。

 なお、実証試験開始に先がけ、10月4日から8日にかけて開催される「CEATEC JAPAN2011」(※3)(シーテックジャパン2011 開催場所:幕張メッセ)の特別展示『スマートコミュニティゼロ』における日産自動車との共同出展ブースにおいて、本実証試験のコンセプトを紹介いたします。


※1:固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell):電解質にセラミックを用い、各種燃料電池のなかでも発電効率が最も高い。
 セルに貴金属が不要なことも特徴。「世界最高の発電効率」については、2011年10月3日現在、当社調べ。
※2:当社は、2009年より、東京・神奈川を中心に全国20ヶ所以上のENEOSサービスステーションで、EV向けビジネスの事業性について検証すべく、「ENEOS EVチャージステーション・プロジェクト」を実施中。

※3:最先端IT・エレクトロニクス総合展。詳しくはホームページ(http://www.ceatec.com/2011/ja/index.html)をご参照願います。


以 上


<別添資料>
 参考資料:実証試験イメージ

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