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マカフィー、「インターネット検索で最もリスクの高い有名人 2011」を発表
マカフィー、「インターネット検索で最もリスクの高い有名人 2011」を発表
〜最も危険な有名人は元ヴィクトリアズ・シークレットのハイディ・クルム、
昨年首位のキャメロン・ディアスは第2位にランクイン〜
セキュリティ・テクノロジ専業のリーディングカンパニー、McAfee, Inc.(以下、マカフィー)は、「インターネット検索で最もリスクの高い有名人 2011」を、本日発表しました。今年5回目となるMcAfee Most Dangerous Celebrities(TM)(マカフィー モスト デンジャラス セレブリティズ)調査結果によれば、人気コスメティック・ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」の元モデルであるハイディ・クルムが、キャメロン・ディアスに代わり、米国のインターネット検索で最も危険な有名人となったことが明らかになりました。同時に、2011年は映画スターとモデルが「最も危険な有名人」リストのトップを占める一方で、歌手やスポーツ選手の危険率は低いことが判明しました。
サイバー犯罪者は、人気のある有名人の名前を使って、ユーザーを悪質なソフトウェアが数多く埋め込まれているWebサイトに誘導します。最新のビデオや写真を探していたユーザーが、コンテンツを手に入れる代わりに、自分のPCをマルウェアに乗っ取られる危険性は依然存在しています。
マカフィーのWebセキュリティ調査担当ディレクター、ポーラ・グレーブ(Paula Greve)は次のように述べています。
「今年は昨年よりも若干安全にはなったものの、有名人を検索すると、危険な検索結果が表示される状況は現在も続いています。インターネットユーザーは、短縮URLの先に悪質なWebサイトとコンテンツがある可能性を認識すべきです。短縮URLに埋め込まれた悪質なコンテンツは、ソーシャルメディアや友達からのメール、テキストメッセージを通じて、ウイルスのように拡散する可能性があります。」
・ハイディ・クルムを検索すると、9%以上の確率で悪質なサイトに接続
ファンが「Heidi Klum」、「Heidi Klum and downloads」、「Heidi Klum and"free"downloads」、「Heidi Klum and screensavers」、「Heidi Klum and hot pictures」、「Heidi Klum and videos」などのワードで検索すると、個人情報を盗み出すことが狙いのオンライン脅威に遭遇する危険があります。これらの危険なサイトをクリックし、写真、ビデオ、スクリーンセーバーなどのファイルをダウンロードすると、ウイルスやマルウェアをダウンロードする危険にさらされます。
マカフィーの調査では、ハイディ・クルムの最新の写真やダウンロードを検索すると、9.17%の確率で、スパイウェア、アドウェア、スパム、フィッシング、ウイルス、マルウェアなどのオンライン脅威が検出されたWebサイトに接続することが判明しました。
本調査では、サイトの安全性を表示するMcAfee SiteAdvisor(R)(マカフィー サイトアドバイザー)を使用して有名人の名前をインターネット検索し、全体的な危険度を算出しました。今年の調査で最も危険度が高かった有名人上位10人は以下の通りです。
<順位(%)/インターネット検索で危険な有名人>
1位(9.17%)/ハイディ・クルム(Heidi Klum)
ヴィクトリアズ・シークレットの元モデルで、『プロジェクト・ランウェイ』の現プロデューサーが、昨年の10位から1位に浮上しました。クルムを検索すると、約10%の確率で危険なサイトに接続します。
2位(9.08%)/キャメロン・ディアス(Cameron Diaz)
2010年の最も危険な有名人が2位に後退し、検索で危険なサイトに接続する可能性がわずかに減少しました。最近では、2011年に米国で公開された映画『イケない先生』、『グリーン・ホーネット』で注目を浴びています。
3位(8.92%)/ピアーズ・モーガン(Piers Morgan)
新たにトップ10に加わったモーガンは、最も危険な男性有名人でもあります。ラリー・キングの後継番組である『ピアース・モーガン・トゥナイト』の司会者、『アプレンティス/セレブたちのビジネス・バトル』の勝者、『アメリカズ・ゴット・タレント』の審査員として知られています。
4位(8.83%)/ジェシカ・ビール(Jessica Biel)
2009年の最も危険な有名人は、今年はさらに1つ順位を下げ、検索で危険なサイトに接続する可能性がさらに減少しました。ジェシカはジャスティン・ティンバーレイクとの交際と破局の繰り返しで注目を浴び続けており、2010年6月に米国で公開された映画『特攻野郎Aチーム』に出演しています。
5位(8.67%)/キャサリン・ヘイグル(Katherine Heigl)
『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』に出演していたスターが今年初めてトップ10に入りました。最近では、『キス&キル』、『かぞくはじめました』などの映画に出演しています。
6位(8.17%)/ミラ・キュニス(Mila Kunis)
『ザット"70sショー』に出演していたスターが、『ブラック・スワン』、『ステイ・フレンズ』などの映画に出演したことを受けて、初めてトップ10入りを果たしました。
7位(8.08%)/アンナ・パキン(Anna Paquin)
『トゥルーブラッド』に出演している彼女は、役柄と同様、Webで危険なスターです。昨年の10位から今年は7位に浮上しました。
8位(8.00%)/アドリアナ・リマ(Adriana Lima)
ブラジル人モデルである彼女のダウンロードを検索すると、危険度が高いサイトに誘導される可能性があります。アドリアナは2000年からヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルを務めていることで有名です。検索の危険度はわずかに減少し、昨年の6位から今年は8位に後退しました。
9位(7.83%)/スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)
子役スターだった彼女は、成長するにつれ、ますます危険になっています。2010年にGQ Magazineの「Babe of The Year」に選ばれたスカーレットは、最近では『アイアンマン2』に出演しています。
10位(7.67%)/エマ・ストーン(Emma Stone)
ブラッド・ピット(Brad Pitt)
レイチェル・マクアダムス(Rachel McAdams)
ブラッド・ピットは、過去4年間トップ10に入っている、このリストの常連です。エマとレイチェルは初めてトップ10に入りました。昨年、米国で公開された映画『Easy A』のスターであるエマは今年、『The Help』、『ラブ・アゲイン』に出演しました。レイチェルは最近では『恋とニュースのつくり方』、『Midnight in Paris』に出演しています。
昨年ランクインしていた、ジュリア・ロバーツ、ジゼル・ブンチェン、トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマンなどは今年、トップ10圏外まで順位を下げました。
その他の主な調査結果は以下のとおりです。
・ヴィクトリアズ・シークレットの美女たちに注意
今年は米国のコスメティック・ブランド、ヴィクトリアズ・シークレットのトップモデルの2人がトップ10に入っています。セクシーなハイディ・クルム(1位)、アドリアナ・リマ(7位)のダウンロードを検索すると、危険なサイトに接続する可能性があります。
・スポーツ選手と歌手は比較的安全
テニス選手のマリア・シャラポアとアンディ・ロディックは、それぞれ昨年は13位と14位に入っていましたが、今年は44位と56位に後退しました。歌手のジャスティン・ビーバーは49位で、リアーナとキャリー・アンダーウッドが51位タイ、レディー・ガガは58位でした。
・マスコミに大きく取り上げられたからといって、危険とは限らない
今年、俳優のチャーリー・シーンは、『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』、『ワンマンロードショー』など、さまざまな番組を降板し、マスコミを賑わせました。しかし、その知名度に反し、チャーリーは「危険な」有名人には分類されていません。彼は今年59位に入りましたが、検索により危険なサイトに誘導される確率は3%未満です。同じくタブロイド紙を賑わせているリンジー・ローハンは18位で、グウェン・ステファニー、リース・ウィザースプーンと並びました。
ポーラ・グレーブは、次のようにも述べています。
「マスコミを賑わす活動よりも、話題の映画やTV番組、受賞、業界での賞賛が危険度を上げる要因になるようです。有名人を検索すると危険なサイトに接続する可能性があるため、ユーザーは、疑わしいページをクリックしないなどの注意をする必要があります」
【マカフィー サイトアドバイザー テクノロジーについて】
マカフィー サイトアドバイザー テクノロジーは、悪質なWebサイトやブラウザエクスプロイトからユーザーを保護します。サイトアドバイザー テクノロジーは、インターネット上でトラフィックが発生しているほぼすべてのサイトをテスト、判定し、赤、黄、緑のアイコンでWebサイトの危険度を表示しています。
サイトアドバイザーのサイト判定は、Webサイトの自動テストを行う最先端の特許テクノロジーを使って行われています。サイトアドバイザーは、Internet Explorer、Firefox 、Google Chromeに対応しています。マカフィー サイトアドバイザーについて、詳しくは下記ページをご覧ください。
http://www.mcafee.com/japan/home/pd/siteadvisor/
■マカフィーについて
マカフィーは、インテル・コーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、セキュリティ・テクノロジ専業のリーディングカンパニーです。世界中で使用されているシステム、ネットワーク、モバイルデバイスの安全を実現する革新的なソリューションとサービスを提供し、ユーザーのインターネットへの安全な接続、webの閲覧およびオンライン取引の安全を確実に支えています。マカフィーは、他の追随を許さないクラウドベースのセキュリティ技術基盤Global Threat Intelligence (TM)(グローバル スレット インテリジェンス)を活用して、革新的な製品を送り出しています。個人ユーザーをはじめ、企業、官公庁・自治体、ISPなど様々なユーザーは、コンプライアンスの確保、データの保全、破壊活動の阻止、脆弱性の把握を実現し、またセキュリティレベルを絶えず管理し、改善することができます。詳しくは、 http://www.mcafee.com/jp/ をご覧ください。
マカフィーでは、セキュリティに関するさまざまな研究成果や調査結果をweb上で公開しています。詳しくは下記ページをご覧ください。
http://www.mcafee.com/japan/security/publication.asp
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