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ウェザーニューズ、2010年夏の「ゲリラ雷雨」まとめを発表

2010-10-08

ウェザーニューズ、今夏の“ゲリラ雷雨”まとめ発表
今夏は、都心部で“ゲリラ雷雨”の発生が少なく、山間部では多めに
〜全国における“ゲリラ雷雨”の事前捕捉率は8割を超え、都心部では9割以上の補足に成功〜



 株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、10月7日(木)、突発的かつ局地的に雷雨をもたらす“ゲリラ雷雨”による被害を軽減するために発足した「ゲリラ雷雨防衛隊」の取り組み結果および、今夏の“ゲリラ雷雨”発生回数をまとめ、発表しました。当社では“ゲリラ雷雨”発生を事前に予測し、その危険性をいち早く知らせるため、全国で3万人を超える「ゲリラ雷雨防衛隊」と、ゲリラ雷雨を捕捉するために開発された高頻度の最新小型観測レーダー「WITH レーダー」を全国40箇所に導入し、“ゲリラ雷雨”の監視体制強化に努めました。この結果、今年は「ゲリラ雷雨防衛隊」の発足以来、目標としてきた『“ゲリラ雷雨”による死亡者ゼロ』を始めて達成することができました。また、「ゲリラ雷雨防衛隊」の活動を開始した7月21日から終了するまでの9月30日の期間において、東京都では“ゲリラ雷雨”発生の危険性を事前に知らせる「ゲリラ雷雨メール」の事前捕捉率が、昨年に引き続き9割を超え、90.5%に達しました。全国では、昨年超えることができなかった8割以上の確率での事前捕捉に成功し、平均83.6%という結果になりました。また、「ゲリラ雷雨メール」は全国平均で47.1分前に送信することができ、十分に余裕を持って“ゲリラ雷雨”の発生に備えることができるようお知らせすることができました。来年も引き続き、「ゲリラ雷雨防衛隊」への参加を広く呼びかけ、事前捕捉率を全国平均で9割以上を目指し、“ゲリラ雷雨”による被害軽減に努めていく予定です。


◆今夏の“ゲリラ雷雨”傾向
 〜今夏は山沿いや内陸を中心に“ゲリラ雷雨”が多く、都心部では少なめ〜
 今夏は、太平洋高気圧の勢力が非常に強く、7月中旬から各地で猛暑日となるなど厳しい暑さをもたらしました。7月後半は上空の寒気の影響で、市街地でも“ゲリラ雷雨”となった所が多くありました。
 「ゲリラ雷雨防衛隊」の報告からは、ヒョウや竜巻などのシビアな気象現象も報告も寄せられており、竜巻の発生をいち早く知らせる「竜巻アラーム」を配信した日もありました。8月前半は、引き続き太平洋高気圧の勢力は非常に強い状態が続き、上空の寒気の影響を受けることが少なかったため、市街地では“ゲリラ雷雨”の発生は少なくなりました。一方、山沿いや内陸では、日中の昇温により“ゲリラ雷雨”となったところが多くなりました。8月後半も太平洋高気圧の勢力は強い状態が続いたものの、高気圧の中心が東に偏ったため、西日本、東日本の山沿い中心に“ゲリラ雷雨”が発生しました。9月に入っても、前半は太平洋高気圧が強い状態が続きましたが、上空の寒気が流れ込みは少なく、“ゲリラ雷雨”の発生は小規模となりました。期間中の“ゲリラ雷雨”の発生回数を見ると、全国の発生回数は昨年より4割程度少なく7,011回発生し、都心部を中心に少ない結果になりました。一方、山沿いや内陸では、“ゲリラ雷雨”の発生が多い傾向にあり、昨年と同程度、または昨年を上回る結果になりました。



※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


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