Article Detail
ホンダ、モトクロス競技専用車「CRF250R」「CRF450R」の各部を熟成した2012年型モデルを発売
モトクロス競技専用車「CRF250R」「CRF450R」の各部を熟成した2012年型モデルを発売
Hondaは、世界各地のモトクロスレースで培った先進技術を投入した、水冷・4ストロークエンジン搭載のモトクロス競技専用車「CRF250R」と「CRF450R」の各部の仕様を熟成し、2012年型モデルとして9月17日(土)に受注期間限定(※1)で発売します。
CRF250Rは、スロットルボディのボア径を小径化するとともに、吸気および排気ポートの形状を新設計することで低・中速域の出力とトルク特性の向上を図り、優れたスロットルレスポンスを実現しています。
また、CRF250R、CRF450Rともに、プロリンクサスペンションのレシオと前・後サスペンションのセッティングを変更することなどで操縦安定性の向上を図り、様々な走行条件における車体のコントロール性と走破性を一段と高めています。
※1:受注期間は、2011年8月3日(水)から12月10日(土)まで
●販売計画台数(国内・年間) CRF250R 150台
CRF450R 30台
●メーカー希望小売価格
CRF250R 724,500円(消費税抜き本体価格 690,000円)
CRF450R 871,500円(消費税抜き本体価格 830,000円)
*価格にはリサイクル費用を含みます
*このCRF250R、CRF450Rは、公道および一般交通の用に供する場所では一切走行できません
また、登録してナンバープレートを取得することもできません
<お客様からのお問い合わせ>
「お客様相談センター 0120−086819(オーハローバイク)」へお願い致します。
=CRF250R、CRF450R 2012年型モデルの主な変更点=
<CRF250R>
●エンジン Honda独創のメカニズムで実績のあるユニカムバルブトレイン採用の水冷・4ストローク・4バルブエンジンは、下記の変更を行うことで低・中速域での力強さとスロットルレスポンスの向上を実現しています。
・スロットルボディのボア径を50mmから46mmに変更。
・コネクティングチューブ、吸気ポート、排気ポート、エキゾーストバルブの形状を変更。
・吸・排気系の変更に合わせ、電子制御燃料噴射装置(PGM−FI※2)のセッティングを最適化。
※2:PGM−FI(Programmed Fuel Injection System)は、Hondaの登録商標です
<CRF450R>
●エンジン スロットルコントロール性とトルク感向上をねらい、PGM−FIのセッティングを変更。
<CRF250R、CRF450R共通>
●車体・足回り
両車種ともに、下記の変更を行うことで操縦安定性と様々な走行条件における車体のコントロール性の向上を実現しています。
・サスペンションは、プロリンクのレシオおよび車体姿勢を見直すとともに、前・後サスペンションの減衰力特性を最適化することで、車体のコントロール性と乗り心地を向上。
・下側のチェーンローラー径を38mmから34mmに変更することで、減速時におけるドライブチェーンの影響を抑制し、操縦安定性を向上。
・従来モデルに比べ、車体外側に5mm、前後方向に7mm拡大したワイドフットペグを採用することで、ライダーの車体コントロール性向上に寄与。
・ワイドフットペグの採用に合わせ、キックアーム形状と踏面形状を変更し、操作性を向上。
・前・後タイヤには、ダンロップ社製MX51を採用し、悪路走破性と旋回性を向上。
・フロントホイールカラーの座面径を27mmから28.5mmに変更し、フロントアクスルの締結部の剛性を見直すことでタイヤの接地特性を向上。
●車体色
CRF250R、CRF450Rともに、モトクロスレースで映えるエクストリームレッドを引き続き採用しています。
※主要諸元は添付の関連資料を参照
>二輪製品のページへ
http://www.honda.co.jp/motor/