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神戸製鋼グループ、神戸本社ビルを神戸市中央区脇浜海岸通に移転
神戸本社ビルの移転について
神戸製鋼グループでは、現在賃借しているビルの契約が満了する2013年3月(予定)に本社を移転することを決定しました。(株)神戸製鋼所がHAT神戸に所有する土地に、神鋼不動産(株)がビルを建設し、(株)神戸製鋼所が長期賃借する形態となります。
<神戸新本社ビル 概要>
場所:神戸市中央区脇浜海岸通2丁目(HAT地区)、敷地面積 約6,700m2
規模:地上9階、高さ 約50m、延床面積 約22,000m2
入居社数、就業人数:神戸製鋼グループ12社、約1,400名
神戸現本社ビル(神鋼ビル:1986年建設、神鋼ビルネオエスト:1996年建設)は、2013年3月末で賃貸借契約が期間満了を迎えます。
こうしたタイミングを捉え、新本社ビルを建設し、これまで以上にグループの総合力を発揮することにより、昨年発表した中長期経営ビジョン「KOBELCO VISION“G”」の具現化を強力に進めてまいります。
また、新たに本社ビルを建設することにより防災対策を強化するとともに、自然環境保全への取り組みも着実に進めてまいります。
1.防災対策;地震・水害・停電への備え
(1)耐震強度アップ
(建築基準法に定められている耐震強度レベルの1.25倍)
(2)建物の地盤を80cm嵩上げし、水害(洪水・津波)に対応
(3)非常用電源(避難階1フロアー24時間分備蓄)の高層階への設置
2.自然環境への配慮;省エネルギー、省CO2ビルの追求
(1)傾斜窓、建物のキュービック(立方体)化による熱負荷の抑制
(2)全熱交換器(換気時の流出入空気間の熱交換)・省エネルギー照明器具の採用によるエネルギー消費の効率化
(3)建物内部に吹き抜けを設けることで、自然換気に加え、自然採光による照明ランニングコストを低減
3.快適性の追求による業務効率化の実現;
(1)1フロア2,000m2の無柱執務スペースの確保
(2)海と山への眺望を最大限確保した緑の中のオフィス
(3)社員食堂の新設、入社式などに対応した大規模会議室の新設
以上