日本冶金、中国市場での事業活動拡大で上海市に現地法人を設立

中国現地法人設立に関するお知らせ



　当社は、平成２３年７月２８日開催の取締役会において、成長する中国市場での事業活動を拡大するため、中国の関係当局の認可を前提として、下記の通り中国現地法人の設立について決議いたしましたのでお知らせいたします。


１．現地法人設立の理由
　中国市場において、当社高機能材（高ニッケル合金、特殊ステンレスなどの製品群）へのニーズが、エネルギー・環境分野を中心に広がりつつあることに対応し、中国市場における営業機能の整備を図るため、連結子会社のナス物産株式会社との合弁による新会社を設立することといたしました。
　当社は、本年５月に策定した２０１３年度を最終年度とする３ヵ年の『中期経営計画「変革２０１１」』において、グローバル市場における成長戦略として「高機能材拡販に向けた体制整備」を掲げており、中国現地法人の設立はそのための具体的な施策の一つと位置づけております。
　尚、中国現地法人の設立に伴い、当社及びナス物産の夫々の上海駐在員事務所が従来担ってきた業務については、当現地法人に統合することを予定しております。


２．設立する現地法人の概要
　（１）名称：未定
　（２）所在地：中国上海市
　（３）代表者：堀内晃（当社取締役経営企画部長）
　（４）事業内容：ステンレス・特殊鋼・高ニッケル合金の販売
　（５）従業員数：１０名程度
　（６）資本金：２百万人民元
　（７）設立予定：平成２３年１２月
　（８）出資比率：日本冶金工業株式会社７０％、ナス物産株式会社３０％


３．今後の見通し
　本件が平成２４年３月期の当社連結および単独業績に与える影響は軽微です。



以上