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帝人ファーマ、韓国で新規痛風・高尿酸血症治療剤「フェブキソスタット」をSKケミカル社から販売
新規痛風・高尿酸血症治療剤
フェブキソスタット(febuxostat)の韓国での販売開始について
帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荒尾 健太郎)が自社創製した新規痛風・高尿酸血症治療剤 フェブキソスタット(開発コード:TMX−67)について、韓国の導出先であるSKケミカル社(本社:韓国 ソンナム市、代表者:Chang−geun Kim)が、7月18日より販売名「FEBURIC」として韓国での販売を開始しました。
当社はSKケミカル社と、2004年7月に韓国におけるフェブキソスタットの独占的な開発・販売契約を締結し、2009年6月にはSKケミカル社が、韓国食品医薬品安全庁より「痛風患者における慢性的高尿酸血症治療剤」として販売承認を取得していました。
フェブキソスタットは、帝人ファーマが世界戦略製品として大型化を期待している薬剤です。既に、海外導出先企業を通じて、2009年3月以降、米国・カナダ(販売名 「ULORIC」)および欧州9カ国(フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、スペイン、イギリス、オーストリア、キプロス:販売名 「ADENURIC」)で販売しており、日本においても今年5月より販売を開始しています(販売名 「フェブリク」)。さらに、中国・香港・メキシコ・中東・北アフリカなど、その他の世界各国でも独占販売契約を締結しており、今後も引き続き様々な地域において、海外企業との連携を通じて販売エリアを拡大していきます。
フェブキソスタットについては、こうしたグローバル展開を進めることにより、海外導出先企業での売上高を含め、全世界で年間1,000億円以上の売上高を目指すとともに、日本発の世界戦略製品として大型化を期待しています。
■製品概要
販売名 「FEBURIC」(フェブリク)
一般名 Febuxostat(フェブキソスタット)
剤 形 錠剤80mgフィルムコート割線錠
効能・効果 痛風患者における慢性的高尿酸血症
用法・用量 40mgあるいは80mgを1日1回服用
*参考資料は添付の関連資料を参照