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三菱製紙、青森・八戸工場で大型抄紙機と2台目の塗抹機が生産再開
八戸工場の復旧状況について
(7月19日より4台目の抄紙機、2台目の塗抹機が生産を再開)
東日本大震災により被災した八戸工場(青森県八戸市)は、5月24日より操業を再開し、5月に抄紙機2台(白板紙の生産設備1台、印刷・情報用紙の生産設備1台)、塗抹機(コーター)1台、6月に抄紙機1台(印刷・情報用紙の生産設備)が生産を再開、順調に生産を継続しております。
このたび、新たに抄紙機と塗抹機、各1台が7月19日より生産を再開しましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
操業を再開しましたのは、同工場の大型抄紙機(塗工印刷用原紙の生産設備)1台と塗抹機(コーター)1台で、これにより生産量は震災前の約55%となります。
今後につきましては、本年度下期に再開予定の一部抄紙機について、当初計画より前倒しして8月下旬に生産を再開する見通しとなり、本年度上期中(平成23年9月末日迄)には、抄紙機6台、塗抹機3台の生産を再開し、八戸工場主力製品の生産体制が整います。
これにより、八戸工場の生産量は震災前の約90%、月産62,000トンまで回復する予定であり、復旧はほぼ完了いたします。
また、仕上設備(カッター、ワインダー等)の効率化投資等の検討を進めており、一段の合理化にも取り組んでまいります。
以 上