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井関農機、うね立て作業が簡単にできるコンパクトな耕うん機KCRシリーズをモデルチェンジして発売
うね立て作業も簡単!
充実装備、価格ダウン!
農家の野菜作りや家庭菜園にぴったりのミニ耕うん機を新発売。
ヰセキミニ耕うん機 KCRシリーズ
当社はこのたび、コンパクトで簡単に耕うんができるミニ耕うん機として農家からホビーユーザーまで幅広く好評をいただいているKCRシリーズをモデルチェンジし新発売いたします。
1.開発のねらい
農家の野菜作り(農産物直売所、自家菜園)や広がりつつある家庭菜園の愛好者からは、手軽に耕うんやうね立てが行えるミニ耕うん機の需要が高まっています。
今回、このような要望に応えるため、従来からの手軽に扱えるミニ耕うん機というコンセプトを踏襲しつつ、装備を充実させ価格を下げたミニ耕うん機を投入いたします。
2.発売型式
「Myペット」 KCR500(4.3馬力)、KCR600(6.2馬力)、KCR650(6.2馬力)
3.主な特長
1)デザインの一新
コンパクトで使い易さを追求したニューデザインで、可愛さ・軽快感のあるデザインに一新し、マフラーもボディーと一体感のある形状としました。
2)「簡易的なうね立てなら培土器いらず」選べる充実の3タイプ
[1]デュエットロータリ仕様(HX型)
耕うん爪が外側は正転、内側は逆転する一軸正逆の爪軸により、硬い圃場でも“ダッシング”することなく安心して、しっかり耕うん作業が行えます。また、「うね立てプレート」を装備していますので、培土器を使用せずに簡易的なうね立て作業が可能です。
[2]軽快うねっこロータリ仕様(SDUH型(※))
正逆兼用爪を採用していますので、レバー操作だけで正転時耕うん作業、逆転時うね立て作業が爪軸の付け替えなしで行えます。また、新採用“偏心爪軸”の採用で従来の兼用爪より性能が向上しました。((※)KCR650を除く)
[3]うねっこロータリ仕様(SDU型)
耕うん時の砕土反転性とうね立て時の土の飛びの双方にさらに優れた性能を発揮するナタ爪を採用しています。
3)作業性の向上
[1]耕うん作業速度の2段化(HX型、KCR650)
作業速度を2段階切替えが可能ですので、圃場条件や作業内容(細かく・荒くなど)に合わせて耕うん作業が行えます。2段での高速耕うんで高能率作業が可能となりました。
[2]大径タイヤ仕様の追加(KCR600HX型、KCR650)
4.00−7の大径タイヤ仕様を追加し、走破性の向上やうね崩し作業にも威力を発揮します。
[3]オイルバス式エアクリーナ装備(SDU型,SDUH型)
逆転によるうね立て時の土埃から大切なエンジンを守ります。
4)操作性の向上
[1]手元ワンタッチでハンドル上下が可能(標準装備)
手元レバーの操作で、ハンドル高さがワンタッチで調整でき、楽な姿勢での旋回や移動が行えます。
[2]尾輪標準装備
女性や年配者の方でも楽に移動ができます。また、SDU型、SDUH型ではうね立て作業時にも尾輪を使用して安定した深さのうね立て作業が行えます。
[3]楽リコイルを標準装備
バネの力でロープを引く力が軽減し、軽い力でエンジンを始動できます。
5)安全性の向上
[1]緊急停止スイッチ標準装備
電気ボタン式の緊急停止スイッチを新規設定しました。とっさの時でもボタンを押すとワンタッチでエンジンが停止し安心です。
[2]安心の親切設計
バック時のロータリ停止機構や、ハンドル上のレバーを離すと機械が停止するループハンドル&デッドマンクラッチを採用していますので、安心して作業が行えます。
4.発売時期
平成23年6月
5.希望小売価格(消費税込)
KCR500 210,000円〜214,200円
KCR600 231,000円〜238,350円
KCR650 239,400円〜244,650円
*製品画像は、添付の関連資料を参照