カブドットコム証券、円・外貨統合型の２４時間オンライン勘定系自社製システムを導入

業界初の円・外貨統合型の２４時間オンライン勘定系自社製システム導入
〜金融一体課税を踏まえ、夜間・休日も世界中の金融商品を提供〜



　カブドットコム証券株式会社は、２０１０年１０月２８日（木）より２４時間オンラインで稼動する勘定系システムに外貨決済機能を加えます。これまでも当社の２４時間オンライン勘定系システムではＣＭＥや大証ＦＸ等、昼夜に渡る商品を、バッチ処理による停止時間の無い２４時間オンラインサービスとして提供を行ってまいりましたが、今回、外貨管理機能を加える事で、外貨建てＭＭＦ、外貨建て債券や外国株式などが提供可能な、円／外貨統合型（マルチカレンシー対応）勘定系基盤が整いました。


※参考画像は、添付の関連資料を参照


●勘定系システムについて
　他のネット証券では外部の勘定系システムを利用することが一般的です。外部の勘定系システムとは、大手証券会社の関連システム会社が、大手証券の各支店毎に用意する営業店システムを、外部の証券会社向けに商品毎にＡＳＰサービスとして提供しているものです。
　一般的な営業店向け勘定系システムは、オープンシステムではなく、汎用機などの古くから存在するシステムであり、円と外貨及び国内・外の営業店システム毎に分離される事が一般的です。株式、投資信託、債券等について、取引報告書、取引残高報告書等の帳票や特定口座の計算等、各社共通の汎用的なものを利用するために提供されます。また商品毎に縦割りとなっており、商品毎の連携が難しいのが特徴です。

　※参考図は、添付の関連資料「参考図（１）」を参照

　これに対して、当社の勘定系システムはネット専業証券が取り扱う商品に特化したシステムを構築していると言えます。小口化を考慮した小数点を含む勘定データ、外国商品の取り扱いを考えた２４時間ノンストップシステム、マルチカレンシー、情報系サービスと直結した円建てによる換算評価、通貨毎の決済機能等の盛りだくさんの機能に加え、ハードウェアレベルでデータを２重化したＢＣＰ（事業継続計画）の提供や、１秒保証サービスで導入済みの超高速グリッドデータベースの採用で各種の余力計算を高速化させる等、先進的なハードウェアやミドルウェアを当社のシステムに自由に組み込めるオープンシステムが当社の提供サービスの基盤となっております。

　※参考図は、添付の関連資料「参考図（２）」を参照


●金融一体課税を踏まえ、全ての商品をひとつの勘定系システムで管理すること
　「貯蓄から投資へ」という政策的要請によって、異なる商品の損益通算を認める範囲が拡大しつつあります。当社ではこの流れを踏まえて、損益通算が可能な主として取引所が提供する商品を率先的に扱ってまいりました。当社では損益通算可能な上場デリバティブ（日経２２５先物、日経２２５オプション、ＴＯＰＩＸ先物、大証ＦＸ、上場カバードワラント）はネット証券でも最も取り扱い種類が多く、業界最低水準の手数料を誇っております。低コスト・高機能となる内製化によるＩＴ構築はもちろん、金融庁による金融税制調査会の検討状況等を踏まえ、今後もシステム内製化によって、お客さまに有益な投資環境を提供してまいります。


●証券投資は、価格の変動、金利の変動、為替の変動等により投資元本を割り込む恐れがあります。自動売買を含むすべてのご注文は、必ず約定するものではありません。お取引の際は、目論見書、約款・規程集及び契約締結前交付書面等をよくお読みいただき、商品特性やリスク及びお取引ルール等をよくご理解の上、ご自身のご判断で無理のない資産運用を行ってください。


●各商品等へのご投資には、各商品毎に所定の手数料等が必要です。詳しくは当社の手数料ご案内ページ（http://kabu.com/cost/）等をご参照ください。


●掲載情報は２０１０年１０月２５日現在のものです。詳細及び最新情報は当社ホームページ（http://kabu.com/）にてご確認ください。


【金融商品取引業者登録：関東財務局長（金商）第６１号】
【銀行代理業許可：関東財務局長（銀代）第８号】
【加入協会：日本証券業協会・金融先物取引業協会】



以上



＜お問い合わせ先＞
　お客様サポートセンター
　ＴＥＬ：０１２０−３９０−３９０